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肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方
著者 著:宇佐美典也
通帳の残金、二万円。東大卒、元キャリア官僚の自信に満ち溢れたエリートが、自由に憧れて、肩書きを捨てたら、まったく社会に通用しなかった! 仕事もお金も仲間もない「地獄」で見出した「頼れない」時代の働き方とは? 経産省や都知事選の体験を盛り込み、未来を予言。生き延びたいなら、こう働くしかない!
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紙の本肩書き捨てたら地獄だった 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方
2018/07/12 11:33
そもそも、肩書があるから捨てられる。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
官僚ではないものの、大手企業を退職して独立開業している方々を知っている。しかも、多くの方々が同様な挫折を味わっている。
なぜだろう。独立開業で成功している人は、そもそも肩書など無い。もっと、言うと学歴も無い人が少なくない。
学歴や肩書が通用する世界で勝負できるのであれば、その場で勝負するほうが良いのではなかろうか。
成功した人の話をネットなどで沢山知ることが出来るが、現実に周りにいる方々が独立開業で成功したケースは見たことが無い(士業のような資格を持った仕事を除く)。
転職ならば良い結果もしくは納得できる結果となった方々も多い。ただし、年収面だけで言えばダウンしているケースが多いだろう。
やはり、サラリーマンや公務員の経験を活かして独立開業という道は険しいだろうと思う。活用できるノウハウが異なるというか、社内調整や根回しといった特殊能力は養われているものの、その能力を活用できる場所は限られているだろう。
そして、本書。示唆する部分が無いとは言えないが、傾聴に値するほどの内容ではなかったという感想だ。
著者の頑張りましたという話以上の内容を捉えることが出来なかったと思ったからだ。どうも、自慢話風に感じてしまうと、この手の本の説得力や魅力が半減する。もっと、素直に読む姿勢があれば評価は変わるのかもしれない。ただ、いま一度、読み返す機会は無いと現時点では思っている。