電子書籍
冷たい瞳のプリンス 完結
著者 ふゆの仁子
K大学付属病院で医者をしている進藤潤は、職場も仕事も同じ大堂高史を想い続けていた。だが、学生時代より天才と称えられ、その整った顔立ちから「冷たい瞳の皇太子」と異名を持つ大堂は、潤にとって遠い存在だった。そんなある日潤は盲腸で倒れる。何故か執刀医は大堂が受け持つことに…。お互いの胸の内を明かし、両想いだったことに気づく二人だったが、潤の不安は消えなかった―。同時収録「幸せになりたい」を含む、ふゆの仁子のハートエイクラブストーリー。
冷たい瞳のプリンス
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本冷たい瞳のプリンス
2001/06/19 21:27
身勝手な恋人。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:miyagi aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
主役の二人がどちらもあまり共感できないタイプだったので、いまひとつ感情移入はできなかった。主人公のオドオドしていながらも嫉妬深い女のような性格も気になれば、大堂の「俺の愛情はオマエの所にあるんだから多少(違う女性と結婚するのは多少じゃないと思いますが…)のことがあってもオマエは俺のことを信じているのが当然だ」みたいな態度も気になります。だいたい院長の娘と結婚して自分の地位を守っておきながら主人公との恋愛もやめない、という彼の身勝手さが好きになれません。