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南海楽園
著者 武田 圭
タヒチ、バリからコスタリカへ……世界一の波をさがして訪ねた11ヵ国を、いっしょに廻ってみないか!? ーー海が好き、人間も大好きな、湘南育ちの地元サーファーが、孤軍奮闘、休暇をヤリクリして世界のサーフポイントを訪ねた、熱い旅の記録。タヒチ、バリ、コスタリカ、モルジブ……、最高の波にめぐりあえなくても、豊かな自然に恵まれて暮らす人たちと仲よくなれる、そんな11の旅を写真と一緒に。
南海楽園 タヒチ、バリ、モルジブ・・・・・・サーフィン一人旅
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評価内訳
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2000/11/08 17:38
南海の魅力を全身で知るサーファーが語る楽園譚
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投稿者:石原はじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
南の海だしサーフィンだ。タイトルやカバーからはスマートでカッチョ良さげなものを想像するが、それよりも格好をつけず、自然に書いてみました的なサーフィン一人旅の様子が心地いい本。地形が適していなければ波は立たない。だからタヒチやブラジルやサモアやモルジブに行く。普通の観光客なんか来ない、深いジャングルの向こうまで行く。それでも天候が合わなければ波に立てない。空に文句は言えないから波を待って、世界の各地から来たサーファーと語り、土地のメシを食い、地元の人たちと触れあう。いろんな面で「自然」だ。そして海に出れば、たった1枚のボードで建物の2階ほどもある高さから水の壁を滑り降りる。透き通った水が作る巨大な波や激しい水しぶきが目に浮かび、本当に「涼しげ」だ。著者は普段は会社員として働き、何とか休みを取って南の島へのサーフィン旅を続けたという。そんなところも身近で、自然と本の中に入れた理由かもしれない。