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介護ビジネスの罠
著者 長岡美代
10兆円の巨大事業に巣食う悪徳業者たちの巧妙な“やり方”とは――◆入居者の「囲い込み」は当たり前◆増加する「老人ホームもどき」◆「胃ろう」の功罪◆「24時間・365日対応」には要注意!◆その「看取り」サービス、本当に大丈夫?◆格安老人ホームのカラクリって!?――高齢者を“儲けの道具”と考える不届きな事業者が跋扈。家族の弱みにつけ込む悪質な手口を徹底解剖!介護でだまされない、損しないための必読書! (講談社現代新書)
介護ビジネスの罠
06/06まで通常825円
税込 578 円 5ptワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
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紙の本介護ビジネスの罠
2016/02/24 23:59
夢中になって読める!
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミラクル - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビや新聞で話題になる介護の悪徳業者は他人事のように思えるが、実は、誰しもが遭遇し得る可能性があるのだと納得させられる。看取りまでもがビジネスになっているのには驚かされる。
老人を食い物にする業者の考え方には何となく共通項があるように思える。介護保険や医療保険からどうやって儲けているのかカラクリもわかるので、親の老人ホームや在宅医療を利用する場合にも参考になる。
著者の執念ともいえる追究取材によって、悪徳業者に対して行政がほとんど頼りにならない実態も見えてきて、老いるのが怖くなるかもしれない。
ただ、政策や制度のお粗末さが悪徳業者を招いている面もわかって、なるほどなあと考えさせられる。誰しもいずれは直面する問題だし、いまのうちに理解しておけば対応できることもあるかもしれないと思わされる。
紙の本介護ビジネスの罠
2017/05/26 11:08
参考になった
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:SUZLIN - この投稿者のレビュー一覧を見る
母の入院をきっかけに本書を購入。急性期病棟から地域包括ケア棟へ移ったときに、本書で触れている介護保険サービスの利用限度額ビジネスについて、高齢者に対する病院の対応に似た点が見られたのでとても参考になりました。本書は介護付きサービス高齢者住宅や老人ホームを中心に書かれているので、今後直面する介護について参考にしたいと思います。