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風を道しるべに…
著者 倉橋燿子
あたし、白鳥麻央。14歳。パパは、貿易会社を経営していて、ママは元女優さん。家は、あの田園調布にあって、学校は、世間じゃ有名なお嬢様学校なの。親戚づきあいをしてる、ご近所の東郷家には、貴志さんと比呂志君の兄弟がいて、どちらかが、あたしの未来のお婿さんらしいの! パパとママは、今、ヨーロッパ旅行中。この時は、あたしの未来に何が待ってるのかなんて、もちろん知らなかったんだ……。
風を道しるべに…(1) MAO 14歳・春
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2020/08/21 20:25
今読んでも感動
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投稿者:はらみ79 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の頃読んでいて、懐かしくて電子化されているのを知り、つい買ってしまいました。
もう30年以上前の作品なのですね。
少女漫画っぽいドラマチックすぎる展開や時代を感じる部分もありますが、登場人物の心理描写は今読んでもハッとさせられる部分が多々あります。
というか今読むからこそ、倉橋先生が10代の少女に向けて本当に伝えたかったことがよくわかります。
あらすじを追うのに必死だった子供の頃も、おばさんになった今も楽しめる作品で、倉橋先生が今も現役で活躍されている理由がよくわかります。