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黄昏の刻
稀人と呼ばれる超能力者たちを育てる学園。そこに一人の転校生がやってくる。名を銀嶺。彼が編入したクラスには、生き別れになっていた妹・夕姫がいた。だが、再会を喜ぶまもなく、彼女は誘拐されてしまう――。
黄昏の刻 しろがねの転校生
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紙の本黄金の旅路
2007/03/27 13:32
命の価値
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いかに生きるかではなく、いかに死ぬべきかこの話はそんなことを教えてくれる。誰だって自分の命がいつ尽きるなんて誰にも解らない、だけどもし命の尽きる場面に直面したら、自分に正直になれるだろうか?生きることは楽しいことばかりじゃない、だけど生きていれば楽しいこともある。命の限りある事を自覚していればつまらない日常も少しは変化するだろう。
そして、人とのつながり、これがあるから人は生きていける、この作者はあとがきで、孤独な死を迎える夢を何度も見てそれに怯えたといっている。一人では人は生きられないそんな当たり前のことをおしえてくれる。