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フィンスタニス統治記 完結
「絶対逃げ帰ったりしないわ!」……伯爵令嬢・ルノアリアは決意していた。兄と交わした「王より授かった領地を父に代わり1年間治める」という賭けに勝たなければ、親ほども年の離れた変態公爵と結婚させられてしまうのだ! たった2人の供を連れ、恐ろしい魔物が徘徊する谷・フィンスタニスへ向かうルノアリアだったが、そこへ魔物が現れた! 恐怖に震える彼女を救ったのは--炎を纏った超絶美形の魔法使い!? 「ようこそ領主代理様」……ルノアリアの、ときめき時々奇妙な領主生活が始まる!
フィンスタニス統治記1 夢の楽士と炎の精霊
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2014/08/09 15:04
ヒロインがたいして苦労も努力もしてないようにみえる・・・
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レイローズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『フィンスタニス』はエンデ国最西端、山間の森に囲まれた、魔物がばっこし、凶暴な三人の魔法使いがいがみ合い、住み着くのは狂人ばかり、地代の取り立ては不可能、何日で音を上げるか、王宮で賭けの対象となっている土地だった。
そんな土地を1年間ではあるが拝領してしまい、ストライサ伯爵家では対応に苦慮していた。
伯爵家の嫡男であり兄のリュシアンがヒロイン・ルノアリアに賭けを持ち掛ける。1年間フィンスタニスを治めることが出来たら、ルノアリアの婚姻はルノアリアの自由にして良いというのだ。
ルノアリアは騎士一人侍女一人を連れてフィンスタニスにおもむくと、炎の魔法使い美しい青年クレイルに出迎えられる。
クレイルは問う「あなたの『護るもの』とは?」
ルノアリアは領主代理として「あなたを、領民を護ることこそが、領地を護ること』」と答えるが----。
第一巻と言うことで、ヒロイン・ルノアリアがいかにしてフィンスタニスの領主として皆に認められるかと言うお話でした。が、読み終わって、ヒロインはなにか活躍したのかな?とかなり疑問に思いました。
意気込みと覚悟だけで事件が解決していくのはあまり面白いと思えませんでした。
恋愛要素は極少量ですが、先が分かり過ぎるのもイマイチです。