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人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期
著者 久坂部羊
2013年、87歳で亡くなった父は元医師だが、医療否定主義者だった。不摂生ぶりも医者の不養生の限度を超えていた。若いころ、糖尿病になったが血糖値も測らず甘い物食べ放題の生活を続けながら勝手にインシュリンの量を増やして自然治癒させた。前立腺がんになっても「これで長生きせんですむ!」と叫び治療を拒否。こんなふうに医学常識を無視し自由奔放に暮らした。そんな父が寝たきりになって1年数カ月、医療や介護に対する私自身の常識が次々と覆った。父から教わった医療の無力と死への考え方をここでご紹介したい。
人間の死に方 医者だった父の、多くを望まない最期
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評価内訳
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2021/08/21 10:21
意外な視点
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本には、久坂部氏の父親の死に様が書かれてある。
久坂部氏の父親は、独特な思考の持ち主であった。
その人の晩年を知れば、今まで常識だと思っていたものが覆えされることだろう。
この本を読んで、医療・親の介護・認知症・死・親の死に目に会うこと・孤独死について考えてみると良いだろう。