電子書籍
ぼんくら同心と徳川の姫
著者 聖 龍人
北町奉行所の同心・末広喜十郎は、例繰方に勤める人嫌いの偏屈な男。妻に先立たれ、娘とふたり、ひっそりと暮らしている。そんな喜十郎のいきつけの一膳飯屋『ひさご』で、ある日、若い美貌の女中・お松が働きだした。けったいなお供の三蔵を引き連れ、とてもただの女中とは思えぬ娘であったが、それもそのはず、このお松こそ、徳川吉宗を父にもつ、正真正銘、将軍のお姫さまであった。市井の暮らしを知りたいと、お忍びで出てきたお松であったが、目立たぬ風貌に隠された喜十郎の、優れた知性と探索力に、乙女心が揺れはじめて……。人気作家の新境地・待望の新シリーズ開幕!!
ぼんくら同心と徳川の姫 雨あがりの恋
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本ぼんくら同心と徳川の姫 書下ろし長編時代小説 1 雨あがりの恋
2016/01/17 12:25
恋が読みづらい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まっしゅまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
一見、さえない中年同心の意外な鋭い推理に、よんどころない姫が、しかも若い、惹かれる。好きなケースですけど、なぜ、惚れたかが伝わりづらかったな、と。一目ぼれ?かな?鋭さに気づいたのは、結構経ってからだし。主役のへなちょこな性格は、よく伝わってきた。