電子書籍
落ちぶれ同心と将軍さま
著者 藤村与一郎
北町奉行所の橋廻り同心・服部半四郎は、お役目にも熱心にならず、酒と遊びが大好きという、まっこと不真面目な男。しかも、怪しげな魚売り・磯八を手下に使い、「素っ破抜き」などという、弱みをネタにした強請りたかりを副業としていた。ところがこの半四郎、落ちぶれてはいるが、心まで腐っているわけではない。強請る相手は悪人と決め、日々をのんべんだらりと暮らしていたのだが、ある日、組屋敷に建てたおのれの長屋に、正体不明、謎のご隠居が引っ越してきた。このとぼけた老人、実はとんでもない秘密を抱えていて……。新鋭作家が描く、不良同心と隠居将軍の活躍。ここに開幕!
落ちぶれ同心と将軍さま まぼろしの声
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紙の本落ちぶれ同心と将軍さま 書下ろし長編時代小説 7 旅立ちの花
2016/10/20 08:45
水戸黄門ドラマのように安心して楽しめる本
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投稿者:くまちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
御庭番となった半四郎の周辺でいつもと同じような難解な事件があり身分を隠した将軍斉之助が陰の力となり半四郎長屋の住民との人情味溢れるつながりもあり最後はハッピーエンドとまではいかないが次への期待もあり納得できる終わり方です。これからの真鈴との旅立ちで最終回となり物足りなさもあった。続編に期待している。