電子書籍
将棋戦型別名局集
著者 書籍編集部,日浦市郎,谷川浩司(解説),中原誠(監修),鈴木大介(解説),石川陽生,高橋道雄,鈴木大介(解説),大内 延介(監修)
本書が第1弾となる将棋戦型別名局集。その名の通り、特定の戦型の名局を100局集め、解説とともに1冊にまとめた書籍です。「穴熊党総裁」と呼ばれた大内延介九段が、当時の中原誠名人と死闘を繰り広げた1975年の名人戦。異端とされることの多かった穴熊が名人戦の舞台に現れ、本格的な戦法として歩みだしたのが40年前のことです。穴熊は、初めから優秀な囲いとして認知されていたわけではありません。玉頭位取り戦法に対して、どうしたら振り飛車側が最善の陣形を組めるのか、という将棋の技術的なテーマから生まれたものです。その後玉頭位取りは衰退し、代わって居飛車穴熊が現れ現在に至ります。この40年で穴熊戦法はどのような技術革新を遂げたのか。100局の名局が築き上げてきた将棋の歴史と、穴熊戦法に身を託して戦ったプロ棋士たちの軌跡をじっくりとご堪能ください。また、本書冒頭には、監修の大内延介九段の他、西村一義九段、福崎文吾九段、広瀬章人八段の計4名のインタビューと自戦解説を収録しています。名棋士たちが語る穴熊観、穴熊マニアならこれは見逃せません。(日本将棋連盟発行)
将棋戦型別名局集1 穴熊名局集
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2022/12/18 17:35
プロの穴熊
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る
穴熊戦は独特の感覚が要求されるので、プロの棋譜からその感覚を学習しましょう。また棒玉穴熊や相振り穴熊などの穴熊も掲載されているため、珍しい棋譜鑑賞としても重宝。
2022/12/17 11:21
勉強に最適
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投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦型が一目で分かるのがとても良い。また鈴木大介現九段の特設?解説ページもとても良い。個人的には非常に満足。
2022/12/17 11:12
中飛車の勉強に重宝
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投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る
緩急自在な中飛車の神髄を見ることができます。昔の中飛車の牧歌的雰囲気は見てても楽しいです。
2022/10/27 08:39
相振り飛車を堪能せよ
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投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る
居飛車党が大多数となりプロ棋界では相振り飛車はすっかり珍しくなった昨今ではありますが、アマチュア棋界ではまだまだ振り飛車も盛んです。そんな現状に応えた一冊と言えるのではないかと思います。定跡の整備が比較的進んでいない相振り飛車だからこそ、プロの工夫が色濃く表れています。相居飛車にはない独特の相振り飛車ワールドを、学ぶも良し鑑賞するもよしな一冊です。
2016/05/30 22:38
香車一枚強くなる
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投稿者:oku123 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一局の木村名人の棋譜から第百局の渡辺明対羽生善治戦まで読破するには一年かかる。眺めるだけでも一月かかる。これは本棚の飾りである。10年は眺めて暮らすのである。
時には将棋盤に並べて見るのである。升田幸三や久保利明の指し手を再現するのである。こんな贅沢な時間はないのであるが、贅沢でするわけではない。
この本を買う人は何かを企んでいるのである。にくい仮想敵を完膚なきまでに粉砕し、再び立ち上がれなくするための戦術書として購入するのである。
真理を追究し、将棋の奥義に触れようと試みるのである。
読破した頃、きっと香車一枚強くなっている。そう信じるのである。
電子書籍将棋戦型別名局集3 矢倉名局集
2022/12/17 11:17
鑑賞用に
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投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る
矢倉の様々な形が少しづつ収録されています。散らされているので、特定の形を集中的に並べたい人には不向きかも。
2022/12/17 11:15
三間飛車で行こう
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投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る
勉強になります。三間飛車の変化の一つである向かい飛車も収録されていて全てが三間飛車というわけではありません。ただ、解説は他の名局集同様、一手ごとに書いて欲しかった気も…