電子書籍
5手詰将棋
著者 高橋道雄
「実戦の終盤戦を指しているような気分で詰将棋を楽しもう」が本書のテーマ。配置してある玉の位置も実戦と同じように、盤面の右上にあったり、左上や真ん中にあったりと、囲いの名残を残していて、臨場感たっぷりの構成。オール5手詰め集としてこれまでにはない問題集に仕上げた。終盤戦の力をつけるには、詰将棋を解くのがいちばん。なかでも実戦形は、実際の終盤戦にも役立つはず。読みの訓練と大会前のトレーニングに最適。
5手詰将棋
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2009/11/29 21:35
5手詰のスタンダード
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ココちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
先手では矢倉、後手では横歩取り8五飛を得意とされている高橋九段、
戦法・定跡の棋書の出版にも熱心な先生ですが今作は詰将棋の本です。
本書は「5手詰将棋」というタイトルで帯に「テーマは実戦」とだけ書かれていますが、
問題の大部分が「囲い」に玉が居る詰将棋です。
もちろん手付かずの囲いでは5手ではなかなか詰みませんから(笑)、
囲いが崩れていたり、端に手がついていたり、攻め駒が豊富、など工夫されています。
詰まし方も実戦的で退路封鎖、空間作成、大駒を離して打ち成る、
さらには駒取り問題とパターン豊富です。
矢倉・美濃にはじまり舟囲い・銀冠・穴熊の定番に加え
木村美濃・金無双・雁木・右玉といった珍しい囲い、
さらには居玉まであります、これは凄いです。
ただ、せっかくこれだけの「囲い」の問題を揃えたのですから、
本のタイトルなりサブタイトルなり帯なりでアピールすれば良かったと思います。
本書の難易度ですが5手詰の名著「5手詰ハンドブック」などと比べると易しめです。
アマ有段者ならひと目の問題も多いと思います。
ただアマチュアの早指し戦でも確実に詰ましたいレベル・質の問題と言えますので、
完全制覇を目指して練習するのによいと思います。
また解答の裏透けに対する配慮が完璧です。
透けにくい紙を使っている上に、前ページの黒塗り部にあたる所に解答を配置してあるので、
全く透けてません。黒塗りも大きくなく自然で丁寧なレイアウトだと感じました。
1000円で202題とコストパフォーマンスも良く、出来もテーマも作りも素晴らしい、
「5手詰本ではどれがいい?」と聞かれたらコレ!というくらい、お勧めできる本です。
2016/11/29 20:39
詰将棋!
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
将棋が弱く購入!
詰将棋は将棋の基礎訓練です!
実戦に近い形の駒の配置で勉強になります。
次の将棋大会が楽しみです。