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王子様に恋したナニー
著者 ジュールズ・ベネット,堺谷ますみ
◆臆病な心を開いた先に待っていたのは、身分差という絶望だった。
騙されて全財産を失ったダーシーは、住み込みのナニーに雇われ、大富豪コリンの瀟洒な邸宅を訪れた。出てきたのは、澄んだ青い瞳と官能的な異国の訛りをもつ男性。まあ、なんてすてきな人なのかしら。コリンは妻の死後、幼い娘の育児に追われているという。彼の魅惑の眼差しに翻弄されながらも、ダーシーは毎日ひたむきに働いた。愛らしい赤ん坊と父親は、天涯孤独のダーシーにはまぶしい存在だった。病気で子供を産めない悲しみが、ときおり胸を刺すけれど……。だが、ついに彼と至高の一夜をともにした翌朝、彼女は衝撃の事実を知る。なんとコリンは、身分を隠した地中海の国の王子だったのだ!
■L・フォスターが絶賛する実力派作家、J・ベネットの日本デビュー第3作! ひと目見た瞬間からコリンに強く惹かれたダーシー。彼に心を許した矢先、決して実らぬ身分違いの恋と知らされショックを受けますが……。今作は『かりそめのプリンセス』の関連作です。
王子様に恋したナニー
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紙の本王子様に恋したナニー
2016/04/06 16:02
王子様と知らずに恋をした・・。
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投稿者:あいあいあいこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
騙されて全財産を失ったダーシーは、住み込みのナニーに雇われます。
幼い娘の世話をするうちにダーシーはその父と娘の二人に心を奪われます。
ダーシーはコリンと愛をかわします。
そして、真実をしってしまいます・・コリンは大富豪ではなく・・。
嘘の上になりたっていた二人の関係。しかもダーシーはコリンが亡き妻を愛していると思い込んでいて。
つらい思いをしています。
コリンの行動は王子だから許される傲慢なのか、それとも王子という立場から開放されたかったのか・・。
王子様と知っていたら恋をしなかったのかな。
ナニーから恋人へ?よくあるシチュエーションですが面白く読めました。