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若林三弥子の蒸しいため
著者 著者:若林 三弥子
若林三弥子の野菜調理法「蒸しいため」は、野菜に<塩、油、だし>を加えて、強火で数分! いとも簡単なのに、「色よし、味よし、食感よし、栄養満点」というまさにスーパーテクニック! 子どもからも「もっと、ちょうだい!」というリクエストがあるほど、たくさん食べられるヘルシー調理法です!
若林三弥子の 蒸しいため 野菜調理のスーパーテクニック
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2010/03/30 16:15
野菜料理を美味しく、失敗なく簡単に作れる調理方法♪
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:迷子の子猫ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「「蒸しいため」とは、ゆでるのでもなく、蒸すのでもなく、炒めるのでもない「野菜調理法」」。必要なものは、< 「野菜」と「お鍋」と、少量の「塩」「油」「水分(水・だし・スープ)」 > 。ただし、野菜の旨みを最大限に引き出すためには、調味料もちょっといいのを使うのがポイント。「塩」は完全天然塩、「油」は、健康上のメリットもあり、オリーブ油、グレープシード油などの不飽和脂肪酸を含んだ油を使うことを、それぞれ推奨している。「水分」は水だけでもいいらしいけれど、これもだしやスープに替えると「うま味の相乗効果」が得られるそうだ。どんな風に出来上がるのかな? まずは「蒸しいため」を、実際に作ってみることにしよう。
野菜の「蒸しいため」のルールを守って、チャレンジしたのは、カラー写真による手順と、作り方が載っている【プロセスは、たったこれだけ! 簡単! 失敗なし!】。代表野菜として、モデルになっているブロッコリーが、ちょうど冷蔵庫にあったので、調理開始。
といっても、鍋の底に野菜を敷き詰め、塩と油を少しと、水分を入れて数分加熱するだけ。最初のうちは、少々の水分の蒸気によって、蒸したような状態になり、水分が飛んだ後は、炒めた状態。ふっくらツヤツヤの野菜はみるからに食欲をそそる。確かに、蒸し野菜ではないし、炒め野菜とも違う。栄養面も損なわれず、ゆですぎ、炒めすぎ、蒸しすぎという失敗がないのもうれしい。しかも、だしと塩でうま味があるので、ドレッシングいらずで、ダイエットの強い味方。野菜は、“添えもの扱い”が多いけれど、この「蒸しいため」なら、充分、食卓の主役になれる。
○ 【蒸しいための基本】
○ 【たれ・ドレッシング:12種類】
○ 【野菜をたっぷりいただくレシピ:12種類】
○ 【定番料理も蒸しいためでもっとおいしく!!:17種類】
○ 【ごちそう蒸しいため:7種類】
他に、【野菜の記憶】という“コラム”では、野菜への恋しさや、中近東・南米各国の駐在員の妻としての顔を見ることができる。
おっちょこちょいな私は、野菜料理の中でも、ブロッコリーの調理の失敗が圧倒的に多い。ちょっと目を離したすきに、< 茹ですぎた~ >とガッカリ。野菜という“繊細”な食材を失敗なく、おいしく食べることができる。これ以上の調理方法はないというぐらいに感じて、大、大満足の私は、すっかり《蒸しいため党》。
2009/12/02 17:38
簡単便利、アレンジ次第で何倍も楽しめる野菜料理
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mikimaru - この投稿者のレビュー一覧を見る
野菜は茹でるよりも蒸すほうが栄養価や風味が逃げないとはよく言われることだが、蒸し器を出すのが面倒だとは、つねづね思っていた。
だがこの本では、ひとつの鍋の底に野菜を敷き詰め、塩と油を少しと、水分(水もしくは出汁やスープ)を少し入れるなどして数分加熱するだけという、簡単便利な調理法を紹介。工夫次第で味がつけられるため、場合によってはドレッシングも省略できそうだと気づき、便利に活用している。
これはとても便利で、本を数ページ読んだだけで冷蔵庫からブロッコリーを引っぱりだし、自分流にアレンジして(例:顆粒スープをといた水、塩、ごま油、おろしにんにく)蒸してみた。カリフラワーや人参などもプラスしてこの方法を使えば彩りもよいし、簡単である。野菜を切る時間から蒸して余熱調理をする時間を入れても5分くらいで完了。まったく便利。
野菜を手軽にたくさん食べたい人には、うってつけの一冊と思う。
ただ、申し訳ないのだが、ひとつ言わせていただくなら…
炒める過程はまったくないし、掲載された事例によっては油すらいれないものもあるように思うが、なぜ名前が「蒸しいため」となっているのだろうか。どう考えてもすべて「蒸し煮」である。蒸し器も使わず鍋ひとつでできるというこの調理法の考案が、もし著者のオリジナルであるなら、何らかの強いメッセージをこめて名前をつけたかったということなのかもしれないが、役に立つ本だとは思いつつも、どうしても「蒸しいため」と呼ぶのに抵抗を感じる。
おおまかな紹介:
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○ 蒸しいための基本
○ たれ・ドレッシング 12品
○ 野菜をたっぷりいただくレシピ 14品目
○ 定番料理も蒸しいためでもっとおいしく!! 17品目
○ ごちそう蒸しいため 9品目
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ほかに、ご家族の海外赴任に同行されて現地で体験されたバグダッド、ブエノスアイレス、サンパウロなどでの野菜事情を紹介。