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医療過誤 遺族がしてきたこと--たった一人、真相糾明、20の戦法
著者 奥田五郎
医療過誤、カルテ改ざん、妻の死期が近づくにつれ対応を豹変させた、千葉市と医療関係者の真意を問い質す書。異常陰影(がん)に気がついていて教えなかった医師と千葉市。そのために適切な治療の機会を逸して気付いたときには突然、死の宣告。その陰で、カルテ改ざん、医療過誤隠蔽、そして最愛の妻はその憤懣をかかえたまま帰らぬ人となった。医療過誤が発覚してから著者の静かなる戦いが始まる。医療過誤の真相を行政責任者の千葉市に依頼しても「事故調査特別委員会」設置されず。弁護士は止め、医師は豹変して弔電1本、悔やみの言葉一つなし。どこまでも逃げ続ける千葉市と医師に、遺族となった著者は、その数年間にわたる顛末を詳細記述。「医療過誤で妻が死んでも弔電一本、悔やみの言葉一つなし。誠意のひとカケラもありませんでした。死の間際の妻、妻の死につけこんでくる相手は卑怯な人だと思います。私の今までの人生から、このような卑怯な人達と妥協することはできません。腹を据えました」(著者の決意)。医療過誤、医療事故で尊い命を奪われて途方にくれている被害者に、著者は、20を超える戦法を駆使して真相を追及できることを実践して示し、絶対に泣き寝入りしないことを訴えている。一介の医療過誤被害者が、医の専門家集団や行政権威が行った隠蔽工作と卑劣な対応を暴いた書。医療過誤・医療事故根絶のために。
医療過誤 遺族がしてきたこと--たった一人、真相糾明、20の戦法
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電子書籍医療過誤 遺族がしてきたこと--たった一人、真相糾明、20の戦法
2015/03/24 19:13
タイトルに期待しすぎた
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Aki - この投稿者のレビュー一覧を見る
他人の評価が気にはなるが、個人的には悪質なクレーマーというイメージ。
確かに病院に過失はあるかもしれないが、その後の筆者の対応が良いとは思えない、行動としては悪質なクレーマーと何ら変わりがない。
誠意や熱意など色々な部分で具体性に欠ける。
憶測や推論による部分が多く、被害妄想と取れる部分も多くみられる。
筆者にどの程度の正当性があるのかはわからないが、怒りが強かったんでしょう、感情的になりすぎていてそれが読み取れない。
少なくとも医療訴訟等への参考にはならないと思う。