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結婚願望ゼロの第二王子が見初めたのは、訳あり万能メイドでした
フィデアリア国の第二王子・リヒトの側にはいつも、有能なメイドが控えている。彼女の名はシーナ。通常のメイド業務のほか、リヒトが出席する会議のセッティングに資料作成、国外からの書類の翻訳、鍛錬の相手など、ありとあらゆる王子のサポートをこなしている。周囲の人々は有能なシーナのことを「どこぞの没落令嬢だ」「先代国王の隠し子だ」と噂したが、シーナの素性を知る者は誰一人としていなかった。ある日、年頃になっても結婚しようとしないリヒトの妃選びのため、国中の美姫が城に集められた。結婚する気のないリヒトはシーナに泣きつくが、シーナは「妃候補の指名はお早めにしてください」と取り合わない。追い詰められたリヒトは行動に出る。妃候補を決めたのだ。「公私ともにパートナーになってくれ!」 リヒトが選んだのはシーナだった。しかし情熱的な告白を受けても、シーナの淡々とした態度は崩れない。果たしてリヒトの妃の座は……。
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電子書籍結婚願望ゼロの第二王子が見初めたのは、訳あり万能メイドでした
2023/12/01 18:32
デコボコ道を行く物語
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろ雑なところがあり、悪くない物語を壊している感じが残念。
悪逆非道な帝国に因縁付けられて海に身を投げるしかなかった王女が他国の侯爵に救われ、第二王子のメイドとして活躍するのは理解したしステキだと思いました。
でも掃除から政策の会議までメイド服は、そりゃ、王子妃候補達でなくても違和感がね。
また、リヒト王子自身が自分の妃について語る中で、妃殿下って何?
王太子が自分の意見の中で、王太子に頼りにされるって言う?
ヒロインのシーナだけ休暇の取り方が特別で侯爵家の馬車で故郷に何回も帰れば、疑ってください、と言わんばかりの行動に見えますが。
帝国のお尋ね者を探すため自分の城を勝手に探られ、屈辱感溢れる中、翌日には本人、脱走して行方不明って、帝国との確執の結末はしっかり描いて欲しかったなぁ。
気持ちよく読んでいる途中で小石やデコボコにちょいちょい躓く感じは本当に残念。
大らかにガンガン読める人には面白いと思います。