- みんなの評価 2件
電子書籍
宰相閣下の閨指南【完全版】 完結
「魔力の高い者ほど年より若く見える」という性質をもつ世界で、常識を超えた魔力をもつ宰相ローラントは、今年で50歳でありながら30歳ほどにしか見えないほど若々しく美しい容貌をしていた。
また、その容姿のせいだけでなく、女性の扱いにとても長けていると周りに思われており、いつも王宮中の女性の熱い視線を集めていた。
そんなある日、性戯に長けているという噂を買われ、ローラントは国王が新たに迎える寵姫に閨の手管を仕込む”夜の教育係”を命じられる。
「まってくれ。どうすれば――」
実はローラントはこれまでただの一人も女性に触れたことがない。
ばれたら大変だと心配するも、幸いなことに、寵姫として迎えられる予定のベアトリスは、素直で何も知らない箱入り娘の美少女だった。
うろたえながらも何とか教本通りに閨指南をこなすローラントだが、ベアトリスの初心な反応に夢中になっていく……。
齢50を過ぎているが体力も精力ともに強かった宰相閣下。はたして彼は、無事にお役目を全うできるのか?彼の遅かりし初恋の行方は!?
<作者より>
若くてかっこいいイケオジがアワアワするのが書きたくて、このお話は生まれました。
精一杯虚勢を張ってヒロイン・ベアトリスに夜のご指導をするローラントと、彼の遅かりし初恋をお楽しみいただけたら嬉しいです。
『宰相閣下の閨指南【完全版】1』には「宰相閣下の新たな務め」~「寵姫の恋」(前半)までを収録
宰相閣下の閨指南【完全版】1
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍宰相閣下の閨指南【完全版】2
2023/02/18 17:05
大円満・・・
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽちぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
2巻はお互い想いを自覚しつつも立場理解し、それぞれの道を進もうと別離・・・その後ハピエンに至るまで。
1巻はラブコメチックな感じでしたが、2巻はベアトリスの気持ちを思うと切なかった。
ローラントが「敏腕宰相」と言われ御年50の割に色々後手後手な感じで・・・頼りなく思えたところは少々残念でした。
そこら辺はもうちょっとしっかり立ちまわって欲しかったよな~とは思ったけど、結局はローラントやベアトリスにとっても、王様や王妃様にとっても、良い結果となり大円満。
皆幸せに終わって良かったです。
電子書籍宰相閣下の閨指南【完全版】1
2023/02/18 16:37
50歳・・・
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽちぽち - この投稿者のレビュー一覧を見る
持っている魔力の高さ故若く見える50歳の宰相ローラントが王様の寵姫の閨の指南役に抜擢され・・・ってとこから始まるお話。
1巻はローラントの「導き役」任命から寵姫のベアトリスが後宮に入る日が決まるまで。
過去の出来事により、女性経験がないローラントが副官のエドガーを巻き込みながら慌てふためく姿が面白かった。