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- 出版社: スクウェア・エニックス
電子書籍
ライルと槍 完結
著者 著者:夏西七
ある王都に突如起こった怪異…。それは飛空する槍が城下の民を次々と襲うという前代未聞の事態だった。そこにやって来たライルと名乗る傭兵が、槍との壮絶な戦いを始める。やがて決着ののちに槍が変化を解くと、現れたのはその国を治める王の子息、ルイ王子の姿だった――。やがて二人は運命を共にした未曾有の戦いに引き込まれてゆく。
■GFC「グランネリエ」の著者:宝井理人氏、推薦!!
「メガネでインテリの王宮騎士団団長が嫌いな人なんて居ません」
ライルと槍 1巻
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2017/06/17 22:25
大切な人を、守るために。
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:櫻真 - この投稿者のレビュー一覧を見る
城が、国が、死者なる目玉に乗っ取られた――!
大切な人を、守りたい。
でも、国をおさめる者として、決断しなければ…
ライルと槍、完結です。
最初からフルスロットルで話が進んでおり、そのままの勢いで完結まで走りきっています。
無駄が一切なく、全て何かしらの伏線になっているな、という印象を受けました。
しかし予想より、早い。完結が早すぎます。
正直、もっと読みたかったです。
悪役たちの心情がもっと深堀されていれば、さらに厚みの増した話になっていたことでしょう。いえ、もちろん彼らの心情も容量の許す限りできっちり描かれているのですが。
せめて、あと2巻くらいあればなぁ、そう思わずにはいられません。
とは言え、物語自体はきっちり纏められていますし、かなり濃いのは確か。何度も読み返したくなるほど面白いです。
絵柄も綺麗で、大変好みな作品でした。
ファンタジー×アクションが好み、かつ長く続く作品には手をだしにくい、そんな方にお薦めの作品です。