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Harlem Beat 完結
著者 西山優里子 (著)
小学校はリトルリーグの万年補欠。中学ではサッカー部でやっぱ補欠。大会はいつも応援席で、試合の主役に拍手を送る役だった。上南高へ入学した俺、成瀬徹が入ったのは今はやりのバスケ部。かっこいいシューズも買ったし、今度こそ、と気合いを入れて臨んだ初日の練習で大失態。でもそこで、先輩のものすごいプレ-を目にした俺は……。ストリートバスケの世界に飛び込んだ徹を待ち受ける運命がいきなり動き出す第1巻!
Harlem Beat (1)
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2002/06/29 18:22
心をひとつに
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金北の試合を見学に行った上南チームは、そこで圧倒的な差を見せつけられ、一気に落ち込み
ムードになってしまう。さらに、浜国との試合では桜井を出さない作戦がとられ、今まで桜井頼りでやってきた上南は澤村のPGスタイルについていけずバラバラの状態に。遂には何を思ったか桜井はスタメンを全員下げ、控えの選手を投入してしまい…。
一方、小泉さんとのサル山デートに遅刻した成瀬だが、無事いい雰囲気になってひと安心。
見所は、桑田をはじめあの筑波ファイブたちとのトライアングル対抗練習シーン。少し前までいがみ合っていたのが嘘のような和気藹々とした雰囲気に嬉しくなる。
2002/06/29 18:21
筑波の苦悩
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澤村不在のまま始まった対筑波戦も、皆の力でなんとか持ちこたえる。一見好調に見えた上南だが、実は桜井が足を痛めていたことが発覚する。後半の強烈な桜井つぶしに、上南も、そして筑波までもが苦痛に顔を歪める。筑波ファイブの回想と繋がりから、意外な一面が露になる。
それぞれが、自分らしいバスケを取り戻すために気持ちのいいプレーで上南に向かう。
みずきのサービスショットや本文カラーページもちょっとあって、ファンには嬉しいサービス巻。
2002/04/27 01:08
対筑波、因縁の対決
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ニ回戦の朝、同室の成瀬が目覚めると部屋の何処にも澤村の姿が無くなっていた。残されていたのは「親父に会ってくる」との置手紙だけ…。主力の澤村不在のまま試合が始まってしまい、最初は不安だったものの桜井の力で皆を引っ張っていき、スタメンの誰もがいつも以上の調子を見せる。負けず攻防が厳しくなる筑波に対し、さらに成瀬が今度は“奇蹟のジャンプシュート”を披露する。本人にすら解らない、ディフェンスをことごとくかわす謎のシュートに三上が昔の自分を取り戻し始める。
同じ頃、父と一緒に居た子供とバスケの相手をしているうちに、やっぱり自分は父が好きなんだと改めて想う澤村は和解を求めていくが、何処かへ去ろうとする父親の姿を発見する…。
2002/04/26 22:31
成長と衝突
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一回戦を無事突破し、喜びを分かち合う上南チーム。その最中、些細な失敗から成瀬は次の対戦相手、南郷大筑波のメンバーのひとりと揉め事を起こしてしまう。異様に険悪な雰囲気になる上南と筑波だったが、それは今川が選手からマネージャーへと転身せざるを得なくなった過去の事故が原因だった。腹立たしい気持ちで試合に臨もうとする皆を今川はたしなめるが、仲のいい小林は堪えきれず…。
希理子の策により小泉さんと夜デートが実現した成瀬は、彼女の宿泊先ホテル前で澤村を捨てた父親を目撃してしまう。後を追った澤村が、扉の向こうに見たものは…見知らぬ女性と小さな子供と暮らす父親の姿だった…。クールなようでもまだまだ子供。澤村の痛みが伝わるものの、またひとまわり成長する姿が流石。
2002/04/24 00:37
澤村ファン、必見!
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本編のほうは今川とようやく和解できた圭悟をはじめ、「バスケを楽しむ」ことができた筑波五人衆が笑顔を見せる時が来る。
この巻の見所とも言うべきはとある事情で夜の北海道の街に現れた謎の美女…澤村の女装話。女子高生姿に違和感のないところは流石というか何というか、見て楽しめる事間違いなしです。
ページを大きく占めている番外編は澤村の少年時代の泣けるような前後編の物語。父親に裏切られ、路頭に迷う澤村を“拾った”ヤクザ者の男、藤田と少しずつ分かり合い、澤村は大人のルール・生き方を藤田から教わり、澤村の存在は藤田に大切なものを想い出させる。街の片隅で震えていた仔猫がしたたかに生きるまでの過酷で悲しく、切ないエピソードはビートルズのBGMがまさにぴったり。
2002/04/22 22:22
王者降臨…昨日の敵は今日の友
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前半、勢いに乗る上南にやや焦りを感じる金北。だが、奥の手とも言うべき“最強の男”…ボールの落下地点を読み、巨体で軽々と飛ぶリバウンダー遊佐の登場によって上南勢は得点する隙を与えてすらもらえず、瞬く間に点差は開いていき、そして遂に限界線と言われている20点差を突破してしまう。そればかりか試合中に片腕を痛めてしまう澤村、足の怪我が限界に来た桜井。彼らが繋いだバトンを託された“アンカー”成瀬は、全力を振り絞り最後の勝負を賭ける…。
噂の桜井から希理子への「海いかないか」告白もありじっとしていられない程ドキドキの展開。
2002/04/22 22:20
決戦前夜
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この巻でようやく、初めて女子バスケの試合エピソードが登場する。成瀬といい雰囲気の智美の居るフェリシア対女バスの名門校清女の因縁の対決。前半、智美・浩子の親友コンビのプレーが冴え渡るが後半、狡いテクニックでじわじわと清女がフェリシアに迫る。誰もが諦めかけた雰囲気のチーム中でただひとり、智美が果敢に立ち向かい皆の心を打つ。想わぬハプニングあり、ミラクルありの中、成瀬の願いは通じるのか…。
喜んだり、悔しんだり…男バスとは一味違う試合展開が新鮮で、さらに彼女たちの必死の頑張りに想わず応援せざるを得なくなります。
2002/04/21 02:57
インターハイ一回戦
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出て早々得意技のムテキのレイアップで会場を沸かせて雰囲気を盛り上げる成瀬。初めは険悪な雰囲気だった裕太たちも想像以上に面白いゲーム展開をやってくれる上南に上機嫌。だが、審判たちの穿った視線で不当に与えられたファウルに喜屋武側の怒りが爆発。真のスポーツマン、バスケットマンとは何なのか。激しい喜屋武のプレー、その豪快さに圧倒されるばかりの上南は体力的にも精神的にもボロボロになっていき、どうしようもないピンチを救ったのは…。
少しずつ立派になっていく成瀬が頼もしくなりつつあり。裕太と貴生の出会いの頃の話も語られていて、喜屋武への想い入れも深まります。
2002/04/21 02:22
そして北海道へ
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いよいよインターハイ会場の札幌へ飛び立つ成瀬達。早速迷子になった成瀬はおっちょこちょい少女ともみと出会う。放っておけない彼女の事が少し気になるが…。ホテルのフロントで早々に遭遇した乱暴な少年は、なんと一回戦の対戦相手だった。夜のストリートコートでのダンクコンテストでは予想外の人物の登場もあり俄然盛り上がりを見せた。“はみ出し者”揃いの対戦校喜屋武水産は、姿こそいい加減なようでも、その実力は上南チームを圧倒するパワーとテクニックの持ち主だった。
攻めの1本でいくパワフルな試合展開に、想わず興奮する。「いつもニコニコ笑顔の桜井さん」が初めて?怒りをあらわにする衝撃満載の巻。
2002/04/21 02:20
真夏の合宿所にスリーメン出現
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インターハイ直前、合宿を行う事になった上南バスケ部。ド田舎にぽつんと建っている中学校の校舎を借りての集中特訓で、成瀬のジャンプシュートは致命的な拙さだと指摘される。憧れのストリートチームメンバーだったザットがコーチしてくれる事になり、成瀬は必死で頑張りをみせる。まさかの桜井率いるスリーメンVS成瀬・澤村・小林の3on3が見物。
校舎に潜む幽霊の噂に迫る編や、小林・澤村をはじめとするお宅訪問編は普段見られない部屋の様子や姿も。両面カラー綴じ込みミニピンナップつきでちょっとお得感。
2002/04/19 17:26
インターハイ終了!
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上南バスケ部の夏は、最高のゲームで幕を閉じた。それぞれの想いを胸にみんな胸を張って東京へ。「バスケ進化論」を教えられたサスケ、広島娘・小泉さんと別れる前に思い出作りに行く成瀬。上南との、成瀬との試合はどのライバルチームにとっても大きなものとなった。
夏休みの話は、ついにみずきが桜井に、そして桜井が希理子にと荒れる恋模様。苛め倒される次期キャプテン小林と幽霊が実は苦手な澤村の怯えっぷりが笑える。
番外、金欠病澤村のストバスあり女装ありの1日が哀れ。
2002/04/17 23:41
最高の試合が始まる
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数々の奇跡と頑張りを見せた上南チーム、遂に最強の金北との試合が実現した。
高校バスケ界最高のプレイヤー高城を筆頭に一流プレイヤーばかりが揃うチームは、個々のテクニックで圧倒すると共に無敵ともいえるトライアングルオフェンスで成瀬たちの前に立ち塞がる。が、怯まずに活路を見出して幾度も会場を沸かせる上南。取っては取られを繰り返し、息つく暇もない緊張の連続。
ライバルとして意識しだしたサスケに成瀬は必殺のエア・ウォークで対抗する…。
ページを捲る度にドキドキがやってきます。
2002/04/17 20:01
新しい上南BBC始動!
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インターハイも終わり、上南バスケ部の熱い夏も終わった。
いよいよ世代交代の時期を迎え、次期キャプテンに小林が任命されるが、指導も練習スタイルも何もかもが桜井と違うことに戸惑い、果ては不満を感じる部員たち。ある時遂に完全衝突してしまい、小林が「バスケ部を辞める」と言い出して…。
他、文化祭編もありでまたまたひと騒動。
同時収録の最恐マネージャー希里子の知られざる過去の話はじわりとくるものが。
電子書籍Harlem Beat (29)
2017/12/20 17:47
女性作家らしいバスケの話
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投稿者:山猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バスケのマンガはいろいろあるが,これはいかにも女性作家らしい.バスケのテクニックもいろいろ楽しめるが,登場人物の描き方が独特で面白いと思う.中に恋愛も入り込んで,ただのバスケマンガとはひと味違う.
2017/05/22 18:42
好感の持てる主人公
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投稿者:ゆうゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校に入学したばかりの成瀬徹は それまでは何のスポーツをやっても補欠どまり。今度はバスケで先に突き抜けられるかなと思いつつ入部しますが そこでも才能のあるメンバーや先輩を見るにつけ どこかあきらめムード。 でも とびぬけた運動神経があるわけでもなかった奴が 突然エアウォークできますかね。(笑) あれはちょっと笑えたけど コミックなんだからそれもアリ。やっぱり一か所だけでなく 色々な場所で色々なバスケをやってみるのも 長い目で見ると大切ですね。 凄く素直で好感の持てる徹君にはこれから益々期待します。