電子書籍
アメリカひじき・火垂るの墓
著者 野坂昭如 (著)
昭和20年9月21日、神戸・三宮駅構内で浮浪児の清太が死んだ。シラミだらけの腹巻きの中にあったドロップの缶。その缶を駅員が暗がりに投げると、栄養失調で死んだ4歳の妹、節子...
アメリカひじき・火垂るの墓
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)
商品説明
昭和20年9月21日、神戸・三宮駅構内で浮浪児の清太が死んだ。シラミだらけの腹巻きの中にあったドロップの缶。その缶を駅員が暗がりに投げると、栄養失調で死んだ4歳の妹、節子の白い骨がころげ、蛍があわただしく飛び交った……戦後どれだけの時間が過ぎようと、読む度に胸が締め付けられる永遠の名作『火垂るの墓』をはじめ全6編を収載。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
神戸
2016/11/18 22:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:momomo - この投稿者のレビュー一覧を見る
神戸から通勤で大阪まで毎日通う身なので、これらの土地を題材にした小説を読みたくて手に取りました。火垂るの墓だけでなく、短編の多くが神戸や大阪を舞台にしており、車窓からの風景と重なり電車の中で何度も涙が出てしまいました。不条理な物語ばかりですが、文学としての力強さなのか、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。全ての作品が私には衝撃的でした。
紙の本
反戦などと書かずとも
2021/05/31 23:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が映画版はお涙頂戴になった、
とどこかで言っていたので、
購入一読した次第です。
戦時下の日本の庶民の生活の一面を、
畳み掛けるような筆致で描き切っている、
とでも言えましょうか。