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  • 販売開始日: 2011/10/01
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • ISBN:978-4-06-273928-3

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まどろむ夜のUFO

著者 角田光代 (著)

私の知らない「彼女」にジャムを作り、いそいそ出かけていく高校生の弟・タカシ。魂の前世を信じる、弟の怪しげな友人・恭一。5日おきにデートする几帳面な同級生・サダカくん。3人...

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まどろむ夜のUFO

税込 607 5pt

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私の知らない「彼女」にジャムを作り、いそいそ出かけていく高校生の弟・タカシ。魂の前世を信じる、弟の怪しげな友人・恭一。5日おきにデートする几帳面な同級生・サダカくん。3人の奇妙な男に囲まれ、過ぎていく夏――。心の底のリアルな感覚を描き共感を呼ぶ、角田光代の作品集。野間文芸新人賞受賞作。

目次

  • まどろむ夜のUFO
  • もう一つの扉
  • ギャングの夜

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みんなのレビュー39件

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評価内訳

紙の本

悪酔い注意

2007/05/07 13:53

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題作の「まどろむ夜のUFO」に出てくる人物は、私に言わせれば、誰も彼もキモチが悪い。いびつで、薄くて、現実とリンクした意志を持たない。
 人をすごく好きになったり、嫌いになったり、何かを渇望したり、何かから逃げ出したくてたまらなくなったり……そういう強烈な感情の核になるべき「自分」のなかのエネルギーがスカスカで、他者との境界も奇妙な具合に曖昧で、薄い。まるでカエルの卵のように、ゼリー状のものにくるまれて半融合しているような、あるいはそうなりたがっているような、ぬるぬるとしたキモチの悪さを感じる。
 そのキモチの悪さは、主人公の「私」の弟や、その友人の恭一たちの作る集団など、「前世」あるいは「UFO」を信じる側の人々だけでなく、常識に固執して子供たちの現実を直視するすべを持たない両親や、「私」と付き合いながらも決して一定以上のつながりを持とうとしないサダカくんという男など、表面上は「現実側」に位置しているように見える人たちにも共通している。
 「私」の弟は、おそらくは存在していない「彼女」のために、マメに料理をして運びつづけ、妄想を綴ったラブレターをゴミ箱に放り込む。「私」が付き合っているサダカくんは、五日に一回きっちりとデートをし、タバコには番号を書いて決まった本数だけ吸い続け、口を開けば決まり切った予定と一般常識以上のことは全くしゃべらない。この二人は正反対のキャラクターのようであり、実際に相容れようとしないけれども、実はそっくりだと思うのである。ぐずぐずと崩壊しそうな自分を維持するために、弟はUFOや前世や妄想の恋を取り込み、サダカくんはひからびたような常識や自己管理のルールをくわえこんでいるだけのことである。どちらも、もともとの自分があまりにも弱くて、からっぽなのだ。
 誰も彼も、なんだか、核が抜けたアメーバみたいで、とりとめがない。寄り集まることはあっても、交わることも、何かを生み出すこともない。命を持つものとしての本質的な脆弱さが、作品の隅々にまで蔓延していて、実に居心地の悪い気分になる。若い世代の心の底のリアルとやらが、本当にこうしたものだとするならば、これはもはや病理であると言っていいのではないか、とまで思いたくなる。
 そんな中で、主人公の「私」だけは、何かを見て考え、選び取ろうとする気配を持っているのだけれども、「私」独自のリアルを確認するには至らず、他人の手あかのこびりついたような幻想のはざまを漂い、観察し、そこから立ち去るだけでこの話は終わっている。
 もっと年若いころにこの作品を読んだなら、共感を得る部分もあったのだろうか、と考えてみる。いろいろと思い起こせば、たしかにこんなあやふやな一時期を通り抜けてきたような記憶がないでもない。けれどもそれは郷愁を誘うような記憶では決してなく、強い嫌悪感を伴って呼びおこされる醜悪な過程であり、抜け出すことができて心底よかったと思える、ひずんだ空間の記憶である。自分の目で見て、考えて、限られた命を使って生きていこうとする者にとって、借り物の概念を麻薬のように吸い込んでリアルから足を離して漂うなど、屈辱的なあり方以外のなにものでもない。ということを改めて認識できたという意味では、この作品を読んでよかったな、と思う。

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