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ブラック・ジャックになりたくて 形成外科医26の物語 生活人新書セレクション
著者 岩平佳子 (著)
75歳で乳房を再建する老人の心意気。障害をもって生まれた子どもの明るい強さと家族の葛藤。幼な子のために刺青をとる父の優しさ……。知られざる医療の現場と、それをとりまく人間...
ブラック・ジャックになりたくて 形成外科医26の物語 生活人新書セレクション
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ブラック・ジャックになりたくて 形成外科医26の物語 (生活人新書)
商品説明
75歳で乳房を再建する老人の心意気。障害をもって生まれた子どもの明るい強さと家族の葛藤。幼な子のために刺青をとる父の優しさ……。知られざる医療の現場と、それをとりまく人間のドラマ。マンガの主人公「ブラック・ジャック」に憧れる気鋭の形成外科医が初めて明かすドキュメンタリー・エッセイは、さわやかな感動をさそう。
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紙の本
形成外科とは
2002/04/08 10:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pu- - この投稿者のレビュー一覧を見る
形成外科なんて、傷口の修復だけをする仕事なのではないのかと思っていた私ですが、この本を読んでイメージががらりと変りました。形成外科とは外的要因や先天的な言葉は悪いけれど異常を直す仕事です。他の人から見たらたいした事のない些細な傷も、命と引換に失った胸も、当事者には大きなコンプレックスとなりえます。それを本来の姿に近づけるだけでなく、精神的治療までを施してしまうのが形成外科医の仕事なのだということを、始めて知りました。
著者と患者とのやりとりに思わず涙する場面も多くありました。笑える部分も多くありました。生身の形成外科医を身近に感じられ、理解できる一冊です。
紙の本
2002/03/24朝刊
2002/04/12 03:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
形成外科医の著者が、体験をもとに形成外科医療の内情をつづった。美容整形に始まり、乳がん手術で失った乳房の再建、若気の至りで彫った入れ墨の除去など、切実な悩みを抱えて日々多くの患者が訪れる。著者はこうした訴えに誠実に耳を傾け、信頼関係を築いたうえで治療に臨む。患者を励まし人生を豊かにするという医療の本質が伝わってくる。
(C) 日本経済新聞社 1997-2001