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パレット文庫 泉&由鷹シリーズ16 僕達の交差点
B+ LABEL 泉&由鷹シリーズ16 僕達の交差点
僕達の交差点 (パレット文庫 泉&由鷹シリーズ)
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紙の本
学園祭の後始末
2002/08/01 00:04
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投稿者:秋野そら - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊達を裏切り、由鷹に抱かれた泉。それが原因で学園祭の後夜祭という公の場で、大喧嘩をはじめてしまった。しかも、亜矢も瑠偉もいるというのに二人とも止めようともしない。そして、泉自身も。戦うものだけに通じる暗黙の了解。どうしてもそのことに引っかかりを覚えている泉は、ありのままの想いをありったけの言葉でぶちまけてしまう。伊達、由鷹、瑠偉の三人は、泉がどうして怒っているのかすらわからない。やはり、住んでる世界が違うのか? 絶望に包み込まれようとしている泉を救ったのは、亜矢だった。
亜矢には泉の言葉が通じる。それだけで救われた。それ以前に、ありったけをぶつけた時点で満足していたのかもしれない。
そして、伊達は…
雨の中たたずんでいる伊達君は、今までで一番様になってる気がします。
「水もしたたるいい男」じゃないけれど…。
未だ、何に怒っているのかはっきりと解ったわけではないけれど、泉がどうしても必要だと、それだけは認識し、雨の中土下座すらいとわない男らしさ。
クールだった伊達君をいったいどこまで陥れれば気がすむのでしょう?