電子書籍
不肖・宮嶋 踊る大取材線
著者 宮嶋茂樹
22歳でプロとなるや、数々の修羅場をハッタリとツッコミでフィルムに収め、世に“不肖”の名を轟かせた宮嶋茂樹が、カメラマン人生16年の集大成をものす。赤尾敏との知られざる交...
不肖・宮嶋 踊る大取材線
不肖・宮嶋踊る大取材線 (新潮文庫)
商品説明
22歳でプロとなるや、数々の修羅場をハッタリとツッコミでフィルムに収め、世に“不肖”の名を轟かせた宮嶋茂樹が、カメラマン人生16年の集大成をものす。赤尾敏との知られざる交流、松田聖子に祟られた顛末、オウムとの激しい攻防戦…こりゃホンマ笑わずして読めませんでエ。
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紙の本
宮嶋茂樹は、封鎖できません!
2012/06/13 18:34
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは、カメラマン宮嶋茂樹の自伝的写真付きエッセイ、いやエッセイ付き写真集?どちらでもいい、とにかく滅法面白いのだ。私も若い頃カメラ小僧だったので、彼の気持ちがよく分かる。写真週刊誌が、次々に廃刊になったが、宮嶋の文章をつけていれば生き残っていたのではないかと思う。それに、スクープカメラマンの日常を知ることができて楽しい。
読めばすぐに分かることだが、著者は、少し右寄りというか、軍事マニアである。それゆえに、潜入できたところも多いし、自衛隊にも何度か同行を許されて、スクープをものにしている。(自衛隊によく同行するのは、報道カメラマンに必要な体力を鍛える目的もあるのかもしれない。)また、著者が、倫理観(道徳)・常識は欠如しているかもしれないが、正義感と野生の勘は充分に持ち合わせているのが、感じられるでしょう。
この本では、彼がカメラマンになるまでの写真、赤尾敏、松田聖子、オウム真理教、金丸信、金正日、林真須美などなどが扱われている。(ただし、東京拘置所の麻原彰晃の写真は『不肖・宮嶋 死んでもカメラを離しません』である。)