- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2010/08/06
- 販売終了日:2011/02/28
- 出版社: 文藝春秋
- ISBN:978-4-16-767501-1
電子書籍
輪(RINKAI)廻
著者 明野照葉 (著)
茨城の旧家に嫁いだ香苗は、愛娘・真穂とともに義母にむごい仕打ちを受ける。耐えきれず離婚した香苗は、大久保に住む実母・時枝の元に身を寄せるが、やがて真穂の体にはアザやコブが...
商品説明
茨城の旧家に嫁いだ香苗は、愛娘・真穂とともに義母にむごい仕打ちを受ける。耐えきれず離婚した香苗は、大久保に住む実母・時枝の元に身を寄せるが、やがて真穂の体にはアザやコブが……。時枝も真穂も「何も知らない」といいはるが、隣に住む女は「老女の声が聞こえる」という。声の主は誰? 30年あまり前、時枝が新潟の婚家から出奔したことと関係が? 親子3代のルーツが明らかになるとき、因縁が時と場所を越えて迫りくる! 第7回松本清張賞受賞の傑作ホラー。
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久々に読み返してみた
2015/08/15 15:04
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投稿者:わこう - この投稿者のレビュー一覧を見る
初めて読んだのは何年も前。「累」がくっきり私の中に刻まれてしまった。
今回久々に読み返してみて、縁、因縁は目に見えないだけで確かにあるのだろうなと思った。同じことを繰り返したくはないのに、知らないうちに同じ道を辿っている。
人には知らないほうが幸せなことがあるのに、知りたくなる。知った後、その事実を背負いきれないこともあるのだと考えもせずに。
またしばらくしたら読み返したい本の1冊です。