紙の本
痛快だ!
2002/04/20 12:52
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投稿者:南亭骨怠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
千里眼シリーズ三作目。前作「ミドリの猿」の解決編になる。
メフィスト・コンサルタントの罠にはまり,捕らえられた岬美由紀を嵯峨敏也と蒲生誠が救出に向かう。そこから想像がつかないほど大きなスケールでストーリーは展開して行く。
後半は痛快だ。八方ふさがりの状況から,解決へ向かう流れは,本当に痛快だ。読むだけで,岬美由紀のカウンセリングを受けているようなものだ。
最後のオマケのようなエピソードも爽やかでいいよ。今,幸せな気持ちでこの書評を書いています。
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メフィスト・コンサルティングというのは、トンデモ本でよくやり玉に上げられる結社のなんだっけ。。。そうそう、フリーメーソンといったっけ。読んでいる間中、ずっとその名前が出てこなくて、何とも歯がゆい思いでした。それとスーパーヒロインがこのまま沈むはずないよなとは思う気持ちとが相乗して、なんともハラハラドキドキ、まさに究極の「絶体絶命本」でした。
ただクライマックス後、最後百ページあたりからのミドリの猿のネタ明かしと、次巻への予告編みたいな展開にはちょっとがっかりでしたが、メデタシ、メデタシの余韻ということで、ま、よし、としておきましょう。
2005/3/18
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捕らわれた岬美由紀を救いだすため、嵯峨敏也と蒲生誠は東京湾唯一の無人島・猿島に向かう。しかしそこには既に、メフィスト・コンサルティングの罠が張り巡らされていた。中国15億人を一斉に操り日本侵攻に向かわせるメフィストの集団マインドコントロールのからくりとは?残された時間はわずか24時間。そこにはオカルトや超常現象ではない、科学的”催眠暗示”の巧妙なトリックが隠されていた──。岬美由紀と友里佐知子、ふたりの運命の行方は?「催眠」の入絵由香が見たミドリの猿の正体とは? 予測不能超高速展開「千里眼」シリーズ衝撃の大三作!
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この巻が「ミドリの猿」でしたか・・・。メフィストの、まわりくどい意地悪さがいかにもエンターテインメントの悪役。
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捕らわれた岬美由紀を救いだすため、嵯峨敏也と蒲生誠は東京湾唯一の無人島・猿島に向かう。しかしそこには既に、メフィスト・コンサルティングの罠が張り巡らされていた。中国15億人を一斉に操り日本侵攻に向かわせるメフィストの集団マインドコントロールのからくりとは?残された猶予はわずか24時間。そこにはオカルトや超常現象ではない、科学的”催眠暗示”の巧妙なトリックが隠されていた――。岬美由紀と友里佐知子、ふたりの運命の行方は?「催眠」の入江由香が見たミドリの猿の正体とは?
予測不能超高速展開「千里眼」シリーズ衝撃の第三作!
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捕らわれた岬美由紀を救いだすため、嵯峨敏也と蒲生誠は東京湾唯一の無人島・猿島に向かう。しかしそこには既に、メフィスト・コンサルティングの罠が張り巡らされていた、中国15億人を一斉に操り日本侵攻に向かわせるメフィストの集団マインドコントロールのからくりとは?残された猶予はわずか24時間。そこにはオカルトや超常現象ではない、科学的“催眠暗示”の巧妙なトリックが隠されていた――。岬美由紀と友里佐知子、ふたりの運命の行方は?「催眠」の入絵由香が見たミドリの猿の正体とは?
予測不能超高速展開「千里眼」シリーズ衝撃の第三作!
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捕らえられた岬美由紀は酷い拷問を受けていた。一方、そんな岬を助けようと向かった嵯峨敏也は、同じく岬を助けようとしている刑事・蒲生誠と出会い、行動を共にすることになる。
「千里眼 ミドリの猿」の続編。岬の激しい拷問の末の姿にはどうなることかと思ったが、やっぱり常人ではなかった。メフィスト・コンサルティングに知らず知らずのうちに導かれた先は中国。考えられない程に高まる現地の反日感情、一触即発の事態を岬がどう鎮めるかが見もの。しかし最後の行動はさすがに勝手がすぎるのでは(^^;
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旧シリーズの第三弾!三作目のミドリの猿の若干静かな進み具合から一転、
怒涛の展開でラストまで一気にジェットコースターなみのスピードで話は進む。
三部作の完結編。
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ミドリの猿からの続編で、主人公が悪の組織に囚われ対日戦へと向かう中国へ連れ去られるあたりから始まりますが、わかっちゃいるけどヒロイン一人で世界中が納得する形で戦争を避けてしまう。強引な展開だけど後半はテンポよく一気に読める。これまでのような催眠や心理学に関する説明的な部分もさすがに3作目なので少なくなってすっきりしてます。ただ、主人公の行動やそれを起こす心理に現実味がなさ過ぎてリアルものとしてよりはSFかスーパーヒーロー伝奇として読まないと醒めちゃう。今のところすげー引くわってほどでもないので読み続けるつもり。
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とりあえず 3部作完結編
岬さんは相変わらず 今度は15億人とケンカ
友理さんも 悪役らしく・・ 今後に期待
けど
明らかに エンターテーメント小説です
「催眠」のときはサイコ推理小説だったのに・・
嵯峨さ~ん カムバック!
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拉致された主人公・岬はどうなったのか? 中国による日本への宣戦布告は? 刑事・蒲生と復活したカウンセラー・嵯峨は岬を助けることが出来るのか?
と謎が満載の前作の続き~
ありえない展開はいつものことなので、置いといて。
(娯楽ものと割り切って読めば非常に楽しめます。)
中国人たちの反日感情をコントロールした方法がなんとも????
本当にあんな方法で出来るんだろうか(謎
そして、中国全土に広がってしまった日本への宣戦布告の気運。
当然のように岬が沈めてしまうのですが。。。
これもまた、オイオイなんだよそれ。そんなのありですか(涙
今回はさすがに、やりすぎかなぁ、と思いました。
前作で起こした問題を広げすぎて収拾がつかなくなり、解決策はお粗末になってしまった感じがしました。残念だわ。
さらに、前作のタイトルにもなっている「ミドリの猿」の謎ですが。
・・・・そのまんまやん(苦笑
取ってつけたようなミドリの猿の謎解明にガックリ。
ラストにはまたまた岬はヘリに乗って大暴れ、戦闘機を使って愛の橋渡し・・・。
もう
まだまだ、千里眼シリーズは続くようですが、次回作に期待です。
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ストーリー的には「マジシャン」の方が好きですが、登場人物たちが魅力的でついつい入り込んでしまいました。
催眠って怖いなって思います。
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後篇は岬を助ける嵯峨かとおもいきや、岬は相変わらずスーパーヒロイン振りを発揮する。
私の仮説は「作者が架空の岬に入れ込みすぎではないか」というもの。作中多重人格の仮想人格をほれ込んでしまうヒーロー嵯峨が描かれるが、まさに嵯峨は作者そのもの。そしてヒロイン岬は作者の願望が描く仮想人格ではないか。
こんな仮説を感じながらの読書は楽しくないかもしれない。しかし、あまりに独りよがりな作品を読むとこう感じざるを得ない。
この意味の興味でぜひともシリーズを読みたくなった。作者を知りたいからだ。
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まさに荒唐無稽、波乱万丈のストーリー。ありえないだろう!それ。でも、面白い。はまるとは、まさにこのこと。これぞまさに娯楽小説の真骨頂。このシリーズ、これからどう話を膨らませながら読者を引っ張っていくのやら?さて、次は・・・・
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シリーズ3作目。
えっと……
え?
ええ?
えええ?
マジで?本気?
……と、紙面に突っ込みを入れたくなった瞬間が、何度あったことか。
何度、苦笑させられたか。
“トンデモ”中のトンデモ。読み疲れた。
“正論”、“理想論”というものが、不必要に過剰に連
発されると、ここまで違和感を抱くとは……しかも、不快感に近い違和感を……と気づかされた一冊。
終盤、沖縄米軍基地から戦闘機乗っ取りのくだりなど、もはやギャグでしょ。
しかも、思わせ振り満点な引き方……あれはヒドい。
・・・・ブクログ使い始めて3作指に入る程の酷評をしつつ、何故か続編を読むつもりはある、という不思議(笑)。
★2つ、4ポイント半。
2017.02.08.古。