サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

新規会員70%OFFクーポン

アプリで立ち読み

hontoアプリの確認

立ち読みには最新の「honto」アプリ(無料)が必要です。

バージョンの確認はアプリの「設定/情報」から確認できます。

最新の「honto」アプリをご利用の方

立ち読みする

最新の「honto」アプリをダウンロードされる方

hontoビューアアプリ

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 66件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2011/09/22
  • 出版社: 筑摩書房
  • レーベル: ちくま新書
  • ISBN:978-4-480-06281-9

読割 50

読割50とは?

読割50とは?

hontoネットストアおよび、丸善・ジュンク堂・文教堂の提携書店にて対象の紙書籍を購入すると、同一の電子書籍が紙書籍の購入から5年間、50%OFFで購入できるサービスです。
購入時点で電子書籍が未発売でも、紙書籍の購入時期にかかわらず、電子書籍の発売後5年間、50%OFFで購入できます。

または読割50のアイコンがついている商品が対象です。

一部、対象外の出版社・商品があります。商品ページでアイコンの有無をご確認ください。

  • ※ご利用には、honto会員登録が必要です。
  • ※書店店頭でのお買い物の際は、会計時にレジにてhontoカードをご提示ください。
  • ※hontoが提供するサービスで、販売価格の50%OFFを負担しています。

読割50について詳しく見る

一般書

電子書籍

「かわいい」論

著者 四方田犬彦 (著)

世界に冠たる「かわいい」大国ニッポン。キティちゃん、ポケモン、セーラームーンなどなど、日本製のキャラクター商品が世界中を席巻している。では、なぜ、日本の「かわいい」は、こ...

もっと見る

「かわいい」論

税込 715 6pt

ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは

ほしい本に追加(値下がりすると通知がきます)

ご利用中のデバイスが対応しているかご確認ください

  • ブラウザ
  • iOS
  • Android
  • Win
  • Mac

対応デバイスごとのコンテンツタイプやファイルサイズヘルプ

オンライン書店e-honとは

e-hon

hontoは「オンライン書店e-hon」との連携を開始しました。
「e-hon」は書籍、雑誌、CD、DVD、雑貨といった多岐に渡る商品を取り扱う総合オンライン書店です。130万点以上の取り扱い点数、100万点以上の在庫により、欲しい商品を買い逃しません。honto会員向けにお得なキャンペーンを定期的に実施しています(キャンペーンに参加するにはMy書店をhontoに設定して頂く必要があります)。
・まだe-honの会員ではない方
下記リンクからe-honへ遷移し会員登録する際に自動でhontoがMy書店に設定されます。
・既にe-honをご利用いただいている方
「マイページ」-「会員情報の変更」-「My書店の変更」に進み、検索窓に「honto」と入力し、検索結果画面で会員登録ボタンを押すことでMy書店がhontoに設定されます。

e-honで紙の本を探す

※外部サイトに移動します。

対応デバイス毎のコンテンツタイプやファイルサイズ

対応デバイス コンテンツタイプ ファイルサイズ
ブラウザ EPUB
iOS EPUB 3.9MB
Android EPUB 3.9MB
Win EPUB 3.9MB
Mac EPUB 3.9MB

「かわいい」論 (ちくま新書)

税込 902 8pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

商品説明

世界に冠たる「かわいい」大国ニッポン。キティちゃん、ポケモン、セーラームーンなどなど、日本製のキャラクター商品が世界中を席巻している。では、なぜ、日本の「かわいい」は、これほどまでに眩しげな光を放つのか? 「かわいい」を21世紀の美学として位置づけ、その構造を通時的かつ共時的に分析する。

著者紹介

四方田犬彦 (著)

略歴
1953年西宮市生まれ。東京大学で宗教学を、同人文系大学院で比較文学比較文化を学ぶ。明治学院大学教授。サントリー学芸賞、伊藤整文学賞、講談社エッセイ賞を受賞。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

小分け商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この商品の他ラインナップ

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー66件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

「かわいい」とは何か。

2006/02/24 12:58

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちひ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 たとえば、西洋では「子ども」に対して「大人になりきっていない小さな存在」という否定的評価が下されるにすぎなかった。しかし日本ではそのような評価と並行しつつ・それに加えて、『枕草子』中の「うつくしきもの」から現在にいたるまで、千年以上にわたり「かわいい!」という積極的で肯定的な評価がなされている。ここには我々が「かわいい」を論じる上での大きなヒントが隠されている。
 日本語の「かわいい」に厳密に相当する外国語は存在しない。英語では「cute」や「pretty」がそれに相当するとされるが、英語圏で「cute」や「pretty」と評されて喜ぶ「大人」の女性はごく稀であり、日本では20歳前後の微妙な時期をほぼ唯一の例外としつつ、多くの女性が「かわいい」と評されたがる傾向があるように思える。
 『Cawaii!』『CUTiE』『JJ』『ゆうゆう』などの女性雑誌が最近あいついで「かわいい」をめぐる特集を組んだことなどに触れながら、文化・歴史・政治・世代・ジェンダーなどなど、さまざまなカテゴリを網羅して「かわいい」が分類整理され、分析され、語られていく。当然のことながら一部は「萌え」論にも発展する。ヘテロとゲイ、おたくとやおいとでは「かわいい」観におのずと質的差異があることをふまえ、「ジェンダーにおける「かわいい」の問題は、まずこうした比較検討の分析から開始されなければならない。」(一七〇頁)との指摘もおこなっている。
 「きもかわ」や「腐女子」という、わたしは初めて聞く言葉も多数出てきた。それらの意味を知っていささか衝撃を受けたが「ルフィ受け」「ゾロ受け」という言葉はその正確な意味を知るにつけ衝撃を通り越して拒否反応が出た。
 森岡正博が『感じない男』(ちくま新書)で現代の日本全体を覆う「総ロリコン化現象」のようなものを指摘して久しい。「かわいい」を論じつつ「ロリコン」の「ロ」も出さない態度に、逆に共通する問題意識、あるいは時代を読み解く上で重要な示唆があるように感じられる。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

これは「かわいい」論ではない

2008/03/13 10:46

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんいち - この投稿者のレビュー一覧を見る

四方田犬彦氏の「筆力」については、いまさらいうこともないように思うが、本書での、キャッチーなトピックを、深い洞察を経ながら、しかも伝わるように書くという、「新書」の基本といえばそうだが、困難といえばこの上ない困難をしなやかに達成した鮮やかな「筆力」は、まず特筆に値する。

その上で、内容にめをむけてみれば、端的にこれは「かわいい」論などにおさまるものでは決してない。もちろん、「かわいい」自体が本書を一貫したモチーフではあるのだが、正確にいうならばそれはテーマではない。理論的考察から、現状のレビュー、さらにはアンケート、といった複数の方法を組み合わせて展開されていく本書が議論しているのは、一言でいえば「文化政治学」に他ならない。「かわいい」という記号から(世界)都市が論じられもすれば、バルト経由の神話分析、スチュワート経由の憧憬(ノスタルジア)分析、そしてバルト/ボードリヤール経由での雑誌分析、といった具合に、一般読者の目線と興味を保持しながらも、「かわいい」という記号で表象される現実の諸相を転位しながら読み解き、その深層で進行していく「政治学」を摘出していく、その鮮やかな思考/筆の軌跡。

その意味で、本書を読みこなし、理解することは、実は難しいし、軽薄なTVコメンテーターの戯れ言とは水準はもちろん「志」が違う。それでも、私たちが「かわいい」という記号の瀰漫するこの社会に生きている以上、本書は読むべきものであると思うし、あたう限り理解する努力もするべきだと思う。本書はそうしたアプローチに、真摯に応えてくれるはずなのだから。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

人はなぜ「かわいい」に魅かれるのか。

2006/02/23 16:47

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ソネアキラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

老若男女(違うか)、みな、なんで「かわいい」というのか。いっとう最初は女子が自分の美意識や価値観にかなったものを「かわいい」と呼んだ。大塚英志の本によると、連合赤軍の永田洋子も上述の同義で「かわいい」という言葉を使ったけれど、周囲の革命に燃える(萌えるじゃなくって)イデオロギッシュな野郎たちには理解してもらえなかったとか。この本は『枕草子』からはじまりポケモン、パフィ・アミユミまで古今東西の「かわいい」を検証する、かわいい・カルスタ、である。
「美しい」は、それこそ古典的美学の三点セットであるところの真・善・美に鎮座ましましており、おそれ多い。しかし、「かわいい」は、もっとカジュアルでポップで「美と醜」の間にあるものとか。アンガールズが象徴とされる「キモカワ(イイ)」が、まさしく、それ。クーミンの「エロカワ(イイ)」ってのもあって、かわいいはどんどん進化・変化・分化している。作者は「キャンプ」と懐かしいワードを出してきて、その延長上に「かわいい」があるという。
作者によると「かわいい」に「もっとも深い憎悪を示したのは、上野千鶴子で、「「かわいい」とは「女が生存戦略のために、ずっと採用してきた媚態である」と一刀両断。まあまあ、お平らに。「ぶりっ子」なら当該するが、「かわいい」はメタモルフォーゼしながら、拡散されるばかりだ。「かわいい」と隣接しているのが「ノスタルジア」だと作者。確かに。
本作によると、村松友視は、幸田文をかわいい女にあげている。杉村春子も舞台の上、周辺では厳しかったが、ふだんの何気ないところではかわいいところがあったという。いまなら外資系企業のバリバリのキャリアウーマン独身部長が、ケータイの待ち受け画面をウーパールーパーにしてるとか、フェミニズムの論客女史が繁華街のゲーセンのクレーンゲームでリラックマ、ゲットに凝っているとか、通常とは違った一面を覗かせる、その落差、意外性が「かわいい」につながると。
エピローグに写真で掲載されている「アウシュビッツの洗濯所の仔猫と天使のような少年の壁画」には、まいった。大量殺戮センターになぜ「かわいい」が必要なのか。味気ない収容所生活に、束の間のほっとひと息が狙いなら、この上もなくブラックだ。作者はそれを「「かわいい」における道徳的倒錯」と呼んでいる。かわいいとグロテスクは、表裏一体にあるとも。たとえば拘束衣のイメージが悪いんでキティちゃんプリント柄にしましたとか。なんだかリアリティをそこそこ覚えてしまうから、おそろしい。作者は、映画「グレムリン」を引き合いに出している。グレムリンってバブル景気でいい気になっていた日本人を蔑んだキャラじゃなかったっけ?
「かわいい」宇宙はかくもとらえどころのない、深く、濃ゆ〜いブラックホールのようなものなのだ。人の数だけ「かわいい」がある。でも、「かわいい」にもほどがある。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2006/04/23 00:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/05/10 23:41

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/06/01 15:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/07/09 21:14

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2006/10/05 21:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/03/08 00:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/07/04 20:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2007/09/11 08:35

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/07/07 21:31

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/08/31 16:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/09/30 23:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/01/20 23:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。