紙の本
分厚い二冊よりも、読みやすい!
2012/02/08 23:42
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鷹の爪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マックを生み出した巨人ジョブズ氏の名言集です。
142の名言と、それを述べた時のシチュエーションを説明しています。
名言は大きなフォントで、丸々1ページ使い、
続くページに小さなフォント(普通の大きさ)で、状況説明をして臨場感と、ジョブズ氏の心中を察しやすい様な構成となっております。
大見出しで、
1)ヒットの秘密
2)自分の信じ方
3)イノベーション
4)独創の方法
5)仕事のスキル
6)プレゼンテーション
7)リーダーの条件
8)希望の保ち方
9)世界の代え方
10)チームプレー
11)生と死
気になるものから、読める。
興味ののあるところだけ、めくる。
それだけでも、きっと何かの気付きを得られると思います。
私が、ぐっと来たのは、、、
「ベストを尽くして失敗したら? ベストを尽くしたってことさ」
P.226より
このような言葉が、142のうち、何個かは誰にでも響く物があると思います。
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「今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいか?」
「また会社を賭けることにしよう」
「ベストを尽くして失敗したら? ベストを尽くしたってことさ」
「僕たちはエンジニアじゃなくて芸術家なんだ」
「オーケー、誰も助けてくれないなら自分たちでやるまでだ」
2011年10月、惜しまれつつその生涯を閉じたアップル創業者スティーブ・ジョブズ。彼は数々の素晴らしい製品を生み出したのみならず、人々を勇気づけ、希望を与え、そして喝を入れるようなさまざまな熱き言葉を残しています。
本書はそんな中から厳選された142の言葉を集めた「決定版」名言集。単に言葉を載せるだけでなく、その言葉が発せられたシチュエーションも詳しく解説しているため、より深く言葉の真意と背景を理解することができます。
新書ですので、たいへん読みやすい点もおすすめです!
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スティーブ・ジョブズの象徴的な発言をまとめて解説した本。断片的な情報ながら、彼のスピリットを感じることができる。
ジョブズ本を読んだことのある人が手元に置いて、思い立ったときにページをパラパラめくる。そんな使い方が良いと思う。
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2011年10月5日、生涯を閉じたスティーブ・ジョブズ。
この本には、アップルCEOとして人生を駆け抜けた彼の
142もの言葉がまとめられています。
IT界のみならず、世界的な有名人となったジョブズの発言は、
常に注目を浴びていました。
インターネットを検索すれば、彼に関する発言や記事はたくさんでてきます。
それなのに、いやだからこそ、紙でできた本という形で手に取って、
何度も読み返したい。
そんな気持ちで、私はこの本を手元に置くことにしたのです。
「小学校一年生が読めるようにすべきだ。」
「人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ。」
簡単だけど鋭く真実をえぐる。
そんな言葉の数々が、ライターという仕事だけでなく、
生き方そのものを考えさせてくれるきっかけとなりました。
本の内容そのものも、いたってシンプル。
右ページにジョブズの発言が太字で書かれ、
左ページに発言の説明や背景などが続きます。
途中に挟まれているコラムを除き、全てのページが同じ構成となっています。
余計なものを削ぎ落とした、シンプルで美しい仕事。そして生き方。
見開き2ページだけで1つの発言をまとめた構成は、
まるでジョブズの人生を表現しているかのようです。
ジョブズに興味がある方は、ぜひ手に取って、
好きなページをめくってみてくださいね。
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Appleの創業者の一人であるスティーブ・ジョブズ氏の名言を集めたもの。全部で142の言葉が掲載されている。
ここの所、ジョブズ氏関係の本を読んでいたので非常に衝撃を受けたと感じたものはあまりないのが正直な所。ただ、ビジネスだけでなく自分の人生を考える上で非常に示唆に富んだ発言ばかりなので、ことあるごとに考えさせられる。内観の参考にしている。
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スティーブ・ジョブズという偉大な経営者のDNAを知ることができる良書。
特に自身の仕事と照らし合わせて以下に感銘を受けた。
・そういうことは競争メーカーがやることだ。
・美女にライバルがバラを10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ。
→日本の大手ITベンダーは、まさに15本のバラを贈ろうとしているように感じる。本質的に、米企業のテクノロジー、ビジネスモデルの二番煎じからの脱却に踏み切る時期だと改めた思い直した。
・ユーザはどんな大革命が起きるかまでは教えてくれない
・ベルは電話を発明する前に市場調査などしたか?
→SIerの御用聞き的なビジネスモデルからは生まれてこない発想。御用聞きではなく、ITの新しい利用モデルを自分たちから発信していく必要性を再認識した。
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ジョブズの成功の土台にはたくさんの失敗があったし、たくさんの反対があった。そのような中でも理想(彼にとっては必ず実現する未来)があって強い信念をこれほど感じさせる人はなかなかいないと思う。言葉の使い方は本当にすばらしくて、プレゼンの本も読んでみたい。
最後の人生の章まで読むと、自分の人生について考えずにはいられなくなる。今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいか?なんとなく毎日を過ごす人生は、少し寂しい。何かを成し遂げたいというのは自然な欲求なのだと思う。
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内容がすごく良かった。
彼のようになりたいと、彼のように行動できる人間になりたいと思った。
貫き通すって頑固でいて、自分を信じていないと行けないすごく勇気のいることなのに、彼は信念をもって行動し続けた。
好きな事を探求し続けることへの情熱には本当に頭が上がらないと感じた。
印象に残った言葉
【今日が人生最後の日だったら、今日やろうとしていることをやりたいか?】
【旅の過程にこそ価値がある】
【真の芸術家は出荷する】
【誰のためでもない、じぶんのために作ったんだ】
本自体は重複が多く、何度も同じ内容が出てきているのでどちらかというとしつこい。
これをジョブズが見たらNGを出すレベルで修正されると思う。
原文の意味をかえないように…とかかれていたのでわざとだと思いたい。
もう少し校正の余地ありだと思います。内容を評価して星3つ
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この本も一連のジョブズ関連の流れで読みましたが、他の本でもかなりアップルについて理解できているので、一気読みできた一冊です。非常に分かり易いですし、ジョブズに対して共感できる面を更にたくさん持つことができた1冊となりました。自らが今後生きていくうえでの方向性について更に確証できた1冊となりました。一度きりの人生ですので、楽しく、そして素晴らしくいきたいですからね。。
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分厚いマニュアルに対する批判として「小学校一年生が読めるようにすべきだ。」。
分かりやすく、かつ薄くする必要があるという指摘はそのとおりですね。
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スティーブジョブスの人生の中で、彼の思想や発言がAppleや世の中に大きな影響を与えたのだと実感できた。自分にはない発想がいい刺激になった。
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自分の好きな人物が書いた本は好きだが、ある人物をとりあげて、誰かが書くというスタイルの本は、書いた人の主観が入るからあまり好きではない。しかし家にあったのでとりあえず暇つぶしに読んでみた。
サクサク読め、ジョブズの人となりがある程度わかりおもしろかった。
スティーブ・ジョブズのアップルの製品によって世の中を変えるという熱意が、もはや神がジョブズに憑依して人類に光を与えてくれたかのように感じてきたw
大袈裟かもだけど、そういう人間が時代時代にいると信じたい。
確固たる情熱を持ってある物事に取り組める人というのは、本当に素晴らしいと思う。
誰か情熱の持ちかたを教えてケロw
今まで書いたレビューの中で一番ふざけた感じになってしまったのはなぜだろう・・・w
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過去ばかり振り向いていたのではなだめだ。
必要な治療はコスト削減ではない。苦境から抜け出せる革新を行うことだ。
創造性とは物事を結びつけることにすぎない。
何かを真に理解するためには全身全霊で打ち込む必要がある。
マックでは毎日たくさんの仕事をやるとゲルことが大切なんだ。
情熱をもって取り組める、これという仕事を求め続けるんだ。
昔を振り返るのはやめよう。大切なのは明日何が起きるかだ。
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一つ一つのエピソードは玉石混淆、頁は半分で良かった。マイクロソフトを揶揄したような根性の悪い発言はさすが一代の革新者。
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鎖骨骨折の入院中に読んだ本。数多くの名言を残したスティーブ・ジョブスの発言とその背景および意味するところを解説してくれています。私は、決してアップル信者ではありませんが、残された言葉の多くは深く感銘を受けるものが多いです。まずは本書中に随所に登場する NeXTSTEP が懐かしかった。昔、オフィスに1台だけあった黒い Nextcube がとにかくかっこよく、GUI がとても洗練されていました。Mach カーネルとか Display Postscript とかを知ったのも 90年頃だった。
美女にライバルがバラを10本贈ったら、君は15本贈るかい?
そう思った時点で君の負けだ
ライバルよりちょっといいものをつくるのではなく圧倒的にすごいものをつくるというポリシーの表れですね。
アップルが勝つためにマイクロソフトを負かさなければならないとしたら、アップルは負けることになる
これはライバルに勝つことではなく、ユーザーを喜ばせることが大切だということを意味しています。
会社が大きくなるとコスト削減のことばかり目につくが、次なる一手を持たないコスト削減は企業を縮小均衡へと追い込んでいく。
革新的であればあるほど疑問視する声も大きくなるが、ジョブスは革新的製品に挑み続けた。そして何度も破壊的なイノベーションを起こした。そう、何度も!パーソナルコンピューターから iPod というデバイスだけでも凄いが、iTunes Music Store (iTMS)*1。今でこそ音楽配信や映画配信は珍しくなくなったが、当時あれほどの規模で音楽業界とつながったのはとてつもなく凄いことだったのだと思います。
何かを捨てないと前に進めない
選択と集中のスキルは天才的ですね。
「これは無理だ」と38個の理由を並べた。
そこで言った。
「いや、これをつくるんだ」
iMac 開発時の話しで、できない理由をあげるだけなら誰だってできる。大切なのは「どうすればできるかを考え、実行する力だ。まさに Growth Mindset ですな。これ、自分ではまだ全然できていないなぁ...
アップルは大企業になってしまったが、ジョブスはベンチャースピリットを持ち続け、それを原動力としていたようです。
父が自分にしてくれたように、自分も子供にしてあげたい
こんなことを子供に言われるような父親になりたいですね。