読割 50
電子書籍
センチメントの季節 7
著者 榎本 ナリコ
伊藤は文芸部に入っている大学生。短歌にほとばしる才能があり、部の仲間たちは彼の作品を高く評価している。だが、その短歌は、実は彼が高校時代に書いたもので、今では全く書けなく...
センチメントの季節 7
センチメントの季節 7 2度目の夏の章 (Big spirits comics special)
商品説明
伊藤は文芸部に入っている大学生。短歌にほとばしる才能があり、部の仲間たちは彼の作品を高く評価している。だが、その短歌は、実は彼が高校時代に書いたもので、今では全く書けなくなっていた。そんな伊藤のアパートに、ある日突然、見知らぬ一人の女子高生がやってくる…。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
あなたには、わかりますか?
2001/06/29 17:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TGW - この投稿者のレビュー一覧を見る
このテの週刊マンガ雑誌には面白い作品があるが、これはその中でもある意味で異色の存在。テーマは中学〜大学の、いわゆる青春期の性だ。単行本4巻まで1話完結だったが、5巻以降一冊一話となった。
とにかく登場人物の性格付けがリアルっぽいのだ。取り扱われるテーマのために敬遠なさる方もおられるかもしれないが、冷静に見つめてみるとこの作品(群)に登場するひとりひとりにそれぞれの個性がきらめいて(あるいは蠢いて)いる。世代ごとに作品の捉え方は分かれるだろうが、読む人の体験や思い出に直接にリンクすることはまず間違いない。
…だが、この巻で取り扱われる話は少し(私自身からは)遠かった。思わずうなるような感性を持ちながら実感からは離れている、という感じか。
青少年による凶悪犯罪などが横行しますますわからなくなってきた「最近の若いもの」たちを、理解する一助になるかもしれない。