紙の本
長いからこそ
2022/09/02 11:31
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ18作目。主要人物の衝撃的な過去が明らかになります。まさかという思いで読み進めていくのは面白かったですが、最後の山場は幾分マンネリ化している感じを受けました。
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まだあの部下が、という感じでした。
変わらずその時点での最新テクノロジーを作品の中で惜しげもなく披露してくれますが、最先端すぎて今回は難しかった部分もありました。最初の巻から考えると、とてつもなく技術は進んだことになりますが、それ以上に犯罪が進化しているのも事実です。巧妙な犯人を捕まえるのは難しく、冤罪が発生してもおかしくはないですね。
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読み終わったのにスッキリしない
残念な終わり方、というか
あっけない結末で
しかも、どうしてケイは
いつも物語の終盤で犯人から襲われる
のか・・・
ここのところ、ストーリーが
雑な気がして残念。
でも、科学捜査や、スパイ技術などは
興味がひかれ面白かった。
年に1回しか読めないので期待しすぎた
せいもあるかも
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やっと読み終えた~って感じ。
上巻でもそうだったけど、翻訳のせいか・・私にはとてもわかり難かったです。
頭の中が?マークだらけ、理解不能
なんでこんな表現するの?って自分の能力の足りなさを棚に上げてブツブツ文句を言いながら・・
下巻の後半にきてやっと面白さが出てきました。
途中で気がついたのですが、確か児玉清さんの「寝ても覚めても本の虫
」で紹介されてたなぁっと、引っぱり出してみました。
「知的でクールで孤独、検屍官という立場で、非情冷酷な天才殺人鬼と対決する姿はこれぞ、「女性ハードボイルド」。
お気に入りだったようですが、彼は原書を読んでらっしゃるものねぇ。
私は児玉さんの著書に載っている本を読んでみようと思っていてすっかり忘れていたわけで、それでもこの本を手にしたのは果たして偶然だろうか・・・(笑)
もう一度読み返したら、読解力に欠ける私でももう少しはわかるかしら?
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なんだかいつもの展開とは違う。
最後の謎解き?犯人探しにはちょっと違和感。
SFチック過ぎ!
年末に買っておいたのだが,図書館から沢山借りたので2012/01/23の朝の通勤電車から読み始め;01/24の朝の通勤電車で読了
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読みごたえあったー。
アメリカと政治と軍と最新テクノロジーとサイコと、もっと、いろいろまじりあったような複雑な話で。おもしろかったけど。もっとつっこんで知りたいと思うことがたくさんあった。アメリカ恐ろしい。テクノロジーも政治も。
で、今回問題になる、長きにわたってシリーズに登場している人物だけど、ここでこんなことになるとは思っていなかった。著者は最初からそういうつもりだったんだろうか。ケイの知られざる過去も、知らなかった。今までにほのめかされたこととかあったっけ。
途中読みながら、ベントンとケイの、知っていることを知っていると言わない会話がじれったかった。同業者と結婚するって大変だ。違うか(笑)。
あと、とにかく他人と一緒に仕事をしていくっていうのは大変なことだなあと。たとえ、肉親だろうと、長年の親友だろうと、尊敬している人だろうと、愛している人だろうと。いや、それゆえにってことなのかな。むしろどうでもいい人だったらラクなのか?
ケイが自分を責めすぎなのがつらかった。自分のせいでこういうことが起きた、っていうのが。ケイは他人のことしか考えてなくて、仕事に対してもこのうえなく誠実なのに。こんなふうに誠実に真剣に仕事ができる人ってすごいと思う。
もうルーシーもマリーノも、ケイの味方というか、頼れる人ではなくなっている気が。ベントンはどうなんだろう。いつもこのシリーズ読むたび思うけど、ケイには幸せになってもらいたいー。
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長きに亘り、このシリーズを彩る登場人物であった人の変貌ぶりに驚いたと同時に、その人物をケイがそこまで気に掛けていたのか、と。
彼女の周りは相も変わらず、仕事ができるイイ男(マリーノは違うか)が存在し、彼女を怯えさせ、事件と政治に巻き込む。
今作は、現在は未だ実現こそしていないテクノロジーについても書かれていて、興味深くもあり、背筋が寒い気もした。
日本語でいう「世間は狭い」に当たる、「六時の隔たり」が、今作のキーワードだろうか。
昨夜、何者かに殺害された誰かさんは、どこかで擦れ違ったことのある人かも知れない。
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いつもうまく機能していたチーム。
新たな事件も同じように対応できるはず。
なのに自分だけが知らないことがある。
自分だけがそう感じているのかも。
相手の事を思う余り、伝えたくても伝えられない事が…
それが更なる不信感を生む。
難しい心象風景を巧く表現した作品。
原文で読めると更に理解が深まるんだろうな。
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曖昧?弱気な終わり方で、ケイにしては珍しいことだ。内容はとても衝撃的で怖ろしいものだったが、犯人のことが今ひとつ見えてこないというか・・・
ケイの過去が明らかになり、そのための弱さが全面に出ているが、そういうケイも彼女なのだと理解出来る。しかし、強靭なケイをやはり見たいと願う、次作が待たれる。
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スカーペッタの過去の事件によるトラウマと事件が交錯し、(はじめて?)スカーペッタが犯罪捜査から遠ざけられるなかで、真犯人をつきとめ、過去の事件から自らを解放する筋立て。
このシリーズは、いつも最新のデバイス、最新の科学技術(今回はiPhone,iPad,ナノデバイス)が小説にできて、時代の空気をうかがわせる。
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下巻に入ると事件が動いてぐぐっと引き込まれます。
しかし、疑心暗鬼で身内も信頼できにくくなってしまったケイ。作者はどこまで主人公をいじめるのか。
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スカーペッタが責任者に就任した法病理学センターがある街で、犬と散歩中だった若者が心臓発作で倒れ、死亡が確認された。だが、外傷のなかった遺体から、翌日、大量に流血していることがわかった。それは彼が生きたままモルグの冷蔵室に入れられたことを意味していた!緊迫の『検屍官』シリーズ第18弾。
なんだかんだとつきあい続けて二十年以上になるシリーズ。最初のころはミステリーでありサスペンスであり、ヒロインであるケイと一緒に事件解決にむけてハラハラドキドキしながら読み進めたものだったけれど。
最近のは事件そのものよりもケイを取り巻く人々のほうに重点が置かれてしまって、初期の検屍官シリーズが好きだった者としてはちょっと不満。
確かに物語の深みは増した、というか、事件そのものというよりも、その背景にあるもの、社会だったり政府だったりへの踏み込みが鋭く、またそれらへの登場人物の関わり方の違いの描写がなんとも秀逸。さすがと唸らされる。
しかしなんかちょっとすっきりしない。
別にケイにはスーパーパーソンになってほしいとは思っていない。だけどやはり主人公として、胸のすくような場面は用意して欲しかったと思ってしまう。
奥歯に物の挟まったようなベントンやルーシーとの会話は、ケイだけでなくこっちにもストレス。たぶん彼女の属している社会はそういうものだとわかってはいても、そこは物語。やはりケイにはスクッと格好良くあって欲しい。
そういうわけで今回の星は三つ。
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血を流した死体を解剖し、冷凍ガスを射出するインジェクションナイフで殺害されたことを突き止める。3つの殺人をつなぐのは、フィールディングだと考えられていたが、他殺体となって発見される。
また薬物を受容体へ直接運ぶナノボットにより、薬物が血管には入らないため通常の薬物検査では発見されないこともわかった。
そしてオトウォール社の開発員であり、フィールディングの娘でもある大学院生が浮かび上がる。そして、(毎回のことだが、)犯人は直接スカーペッタを襲いに来る...
スカーペッタも犬には赤ちゃん言葉で話しかけるところが微笑ましい。
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1203 最近の何作かの中では一番良かったかな。昔の作品程に戻れなくても頑張って続けて欲しいです!惰性であってもやっぱり次作も買うんだろうなぁ。。。
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年末のお楽しみ。年々、面白さは激減していくが…。やっぱり、ケイの一人称が良かったな。訳者が代わって以来、余計に読みづらい気も…。でも、これからも買い続ける。しかし、フィールディングが死んじゃうなんて…(´Д` )