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浜口雄幸と永田鉄山
著者 川田稔 (著)
第一次世界大戦の未曾有の惨禍は日本指導層に甚大な衝撃をもたらした。もはや進むべき道は国際協調以外にないと対中融和を含む協調路線に賭けた浜口。最終戦争は必至と満蒙・華北領有...
浜口雄幸と永田鉄山
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浜口雄幸と永田鉄山 (講談社選書メチエ)
商品説明
第一次世界大戦の未曾有の惨禍は日本指導層に甚大な衝撃をもたらした。もはや進むべき道は国際協調以外にないと対中融和を含む協調路線に賭けた浜口。最終戦争は必至と満蒙・華北領有を含む軍中心の総力戦体制の構築を計った永田。ともにテロに斃れた2人の国家存亡を巡る究極の対立を描く。(講談社選書メチエ)
目次
- プロローグ──張作霖爆殺事件
- 第一章 田中義一政友会内閣と民政党総裁浜口雄幸
- 1 戦前政党政治の展開
- 2 対中国政策をめぐる対立と国際環境
- 3 構造改革と議会中心主義
- 第二章 浜口内閣期の外交と内政
- 1 国際協調と対中融和政策
- 2 産業構成の高度化とセーフティ・ネット
著者紹介
川田稔 (著)
- 略歴
- 1947年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程修了。同大学大学院環境学研究科教授。法学博士。専門は政治外交史・政治思想史。著書に「原敬と山県有朋」「浜口雄幸」など。
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紙の本
浜口雄幸
2016/11/07 15:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:my4530 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和の始め頃の政党政治家は今でも通用する経済政策を持っていたことに感心する。
日本は資源が無い国であることは。共通の認識であるが、これの解消の為に。軍事力で他国を侵略しようとする軍部の力に、結局潰されてしまうのは、残念である。
それに付けても、言論の自由は大切だと、痛感した。