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ノマド化する時代
著者 大石哲之 (著)
この本は、〈ノマド〉について書いた本である。〈ノマド〉といっても、流行りのノマドワーカーとはちょっと違う。世間ではノマド=フリーランスワーカーという言葉が定着しているけれ...
ノマド化する時代
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ノマド化する時代 グローバル化、ボーダレス化、フラット化の世界をいかにサバイブするか? (ディスカヴァー・レボリューションズ)
商品説明
この本は、〈ノマド〉について書いた本である。
〈ノマド〉といっても、流行りのノマドワーカーとはちょっと違う。
世間ではノマド=フリーランスワーカーという言葉が定着しているけれども、もともとの意味をたどっていくと、なにもフリーランスワーカーという意味ではない。
(1)近代国家に代わって、グローバル企業・個人が主役になる新しい中世
(2)中心がなくなり、世界中に離散する組織や個人の形態
このふたつが本書でいう〈ノマド化〉の概念である。
そのような社会のなかに、いやがおうにも僕たちは巻き込まれつつある。
そこで僕たちは、どうサバイブしていくのか?
ノマド化する時代を踏まえた新しい「働き方・キャリア」「ビジネス」「ライフスタイル」を研究し、実践していく会員制のコミュニティ「ノマド研究所」を主宰する著者が、東南アジア各国で生きる多くのノマドたちを、丹念に取材。満を持して世に送る、ノマド化する社会と個人の実態と、その時代を生きるためのヒント。
21世紀をひらくディスカヴァー・レボリューションズ!シリーズ第3弾!
目次
- プロローグ
- 国と国との戦いから、国と組織との戦いへ
- 〈ノマド化〉する時代をどうサバイブするか?
- 第1章 ジャック・アタリのノマド論
- 国籍を売る人々
- 国籍が単なる制度になる
- 第2章 グローバルエリートとしてのノマド
著者紹介
大石哲之 (著)
- 略歴
- 1975年生まれ。慶應義塾大学卒業。ティンバーラインパートナーズ代表取締役、タグボート監査役。作家、ブロガーとしても情報を発信。著書に「コンサル一年目が学ぶこと」など。
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紙の本
グローバル化にいかにして対応するかが課題。
2018/02/25 13:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:照月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノマドと言うと、今話題のオフィスに通わず好きな場所で仕事をしている人を、思い浮かべるかも知れない。しかし、本書で取り上げているノマドはそういう意味ではない。もっと広い。
といった表現をしている。移住者でもない。自分が働くのによりよい環境を求めて、自由に国から国へ渡り歩く人々である。
本書でも取り上げているが、オリンピック選手が一番わかりやすい。メダルを取るため、国籍を何度も変える選手がいる。同じような形で、よりよい環境を求めて国から国へと渡り歩く人が、ホワイトカラーのビジネスマンでも出てきているのである。
小生40代。この本を「夢のような話」とうっとりする面と、「恐ろしい時代になった」と恐怖感を覚える面があった。
帯に未来は「はたして、自由の楽園か。それとも殺伐たる砂漠の地か」更にご丁寧に「これは未来予測ではない。人がノマドを強いられる現実」ともある。
確かに、今大学どころか高校から海外に留学させるケースが増えている。これから国境の意味は薄れていく。一部のエリートには、世界を舞台に活躍できる。(その分収入も多い)。
一方、取り残される人はどうなるのか。中国に出稼ぎでデータ入力をしている人が紹介されているが、こちらは悲惨だ。「帰国できない」日本に出稼ぎに来ているフィリピン人より悲惨である。給料は現地ベースで支給されるため、現地では生活できるが、帰国する航空費が払えない。為替のレートが高い国の悲劇である。
この問題については、明確な解決策は不明である。
「海外で働くことはマストになる」と言っているが、マストは困る。行きたい人だけ行けばいいのである。優秀な人ほど海外に流出する、怖い時代に突入したのかも知れない。