電子書籍
野菊の墓
著者 伊藤左千夫 (著)
政夫と民子は仲の良いいとこ同士だが、政夫が十五、民子が十七の頃には、互いの心に清純な恋が芽生えていた。しかし民子が年上であるために、ふたりの思いは遂げられず、政夫は町の中...
野菊の墓
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
政夫と民子は仲の良いいとこ同士だが、政夫が十五、民子が十七の頃には、互いの心に清純な恋が芽生えていた。しかし民子が年上であるために、ふたりの思いは遂げられず、政夫は町の中学へ、民子は強いられ嫁いでいく。数年後、帰省した政夫は、愛しい人が自分の写真と手紙を胸に死んでいったと知る。野菊繁る墓前にくずおれる政夫……。涙なしには読めない「野菊の墓」、ほか三作を収録。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
美しい物語
2001/03/18 15:16
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カツオ - この投稿者のレビュー一覧を見る
有名な物語なので、知っている人も多いと思いますが、この小説には、「いくら歳月や距離を隔てても、忘れることのない純粋な恋」が描かれています。
何度読んでも、心が洗われ、涙を流してしまいます。
私たちの心に共鳴する普遍的なものを、とても単純で分かりやすい形で、この小説が持っているからなのでしょうか。
この物語の持つ、「一途さ、純粋さ」というようなものの存在が薄れてしまった現代だからこそ、この美しい物語を、多くの人に読んでほしいと思います。