女の一生 日本女流川柳万能版
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女の一生 日本女流川柳万能版
著者紹介
仲畑貴志 (編)
- 略歴
- 1947年京都市生まれ。日本の広告界を代表するコピーライター。カンヌ国際広告映画祭金賞のほか、数々の広告賞を受賞。著書に「下着でやせるとは、どういうことだ?」など。
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紙の本
女の一生、1000人には1000人の…
2009/10/12 12:28
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かわいらしいピンクとグレーの色合いがすてき!
んん?
仲畑貴志さん!
しかも川柳万能版!
思わず、図書館で手に取った一冊、でした。
かれこれ10年以上前、まだムスメが幼稚園にも行ってなかった頃、
元気だった父と競い合ったのが、毎日新聞の『仲畑流万能川柳』への投稿でした。父も私も駄洒落面白好きなところがあって、どちらが言い出したかは忘れてしまったのですが…。そりゃあもう、父に勝ちたい一心で、投稿し続けましたとも!まだ万能川柳が毎日新聞の五面(今は三面です)に掲載されていた時代です。結果的には、私の勝ち!
それこそ葉書を何通出したか分からないほど出した末に、一度ほど掲載されました。忘れもしません。12月5日のことでした。
なんでも『万能川柳』は17年も続いており、なんと総投句数は約652万句にもなるそうです。その中には父のも私のも入っているのだなぁ~と思うと、なんだか嬉しくなってきます。
で、こちらの一冊はその中から女性作家の句のみ選び、さらに1000句までにしぼった!仲畑さんいわく「1000人もの女性の、ものの見方考え方がぎっしり詰まった『女の一生』。」です。
実にさまざまな女の一生、1000人には1000人の…。
読み応えあるなんてもんじゃありません。
一句、一句が実に深い。
読みながら共に笑い、共に怒り、共に泣き、共にしんみりして…。
和歌山のあまい母さん、
相模原のケロリーナさん、
伊賀の風吹くままさん、
福山の間田美多奈さん…などなど、名前も魅力的でした。
1000句の中から好きなのを一句だけ選ぼうと思いましたが、一句にはしぼれませんでした。
うれしいと景色もちがって見えるのね。 茨木 北野信子さん
いつだって今が一番若いのよ 橿原 嵐ケ原さん
46歳の今だから、きっと選ぶ句なのだなぁとなんだかしみじみ。
女の一生、これからも続きます。