電子書籍
トラちゃん
著者 群ようこ (著)
“生きものは、いったい何を考えているのかなあ、と思うことがよくある。ことばは喋れないにしろ、少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんていう生や...
商品説明
“生きものは、いったい何を考えているのかなあ、と思うことがよくある。ことばは喋れないにしろ、少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんていう生やさしいものではなくネコやネズミやインコの格好をした、人間であった。”生きものの仕草や表情を生き生きととらえ、家族の絆や細やかな愛を横糸に絡めて描くユーモア・エッセイ。
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紙の本
ペットを飼うということ
2016/09/30 18:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アリッサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
群ようこ先生による、飼っていたペットたちや
周りにいた動物達のお話
といえば簡単ですが数や種類がハンパないです!
犬・猫・鳥・ネズミに金魚…
それらをほぼ同時に飼っていたというときもある、というから驚きです。
なにより先生を始めとする、ご家族のペットへの愛がたまりません。
この本は飼育指南書ではありませんが、
ペットを飼う前に読んでおきたい本だと思います。
紙の本
必読「金魚のよしこちゃんの話」
2001/02/13 10:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:emis - この投稿者のレビュー一覧を見る
子どものころから動物好きで現在も犬2匹、ウサギ1匹と暮らしている私ですが、この「トラちゃん」に出てくる動物たちの個性的なことにはビックリしました。
確かに動物は一緒に暮らすと、「人間くさい」個性を見せてくれるものですが、群ようこさんの歴代の「ペット」達には圧倒されます。
ご本人の言葉から引用させていただくと「少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんて言う生やさしいものではなくネコやネズミやインコの格好をした、人間であった。」う〜ん、そのとおり。
この本の中でも特に印象に残った…と言うか、ちょっと「怖かった」のは「金魚のよしこちゃんの話」でした。
縁日の金魚すくいで弟がすくって来た「よしこちゃん」はベランダの水槽でドロドロになった緑色の水の中で巨大に成長します。
そして、世話をしている弟にだけナツくのですが、なんだか弟と金魚のよしこちゃんの関係になんとも言えずコワイものがあるのです。うーん、これはぜひ読んでみていただきたい。
他にもインコだの犬だのモルモットだの、人間くさい動物のオンパレード。
面白いエッセイでした。