- 販売開始日: 2013/11/08
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-337463-6
電子書籍
クロ號(1)
著者 杉作(著)
生まれたてで捨てられた猫の兄妹。さえない独身男の『ヒゲ』に拾われた2匹は、黒いほうが『クロ』、ちんこい(小さい)ほうが『チン子』と名付けられる。その日からクロと仲間たちの...
クロ號(1)
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クロ號 1 (ワイドKC)
商品説明
生まれたてで捨てられた猫の兄妹。さえない独身男の『ヒゲ』に拾われた2匹は、黒いほうが『クロ』、ちんこい(小さい)ほうが『チン子』と名付けられる。その日からクロと仲間たちの可愛くて、でもちょっぴりシビアな日常が始まった。笑って泣ける、ネコ目線のリアル・ネコ漫画、ここに開幕!
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紙の本
ディスコミュニケーションのコミュニケーション
2001/05/15 00:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ざぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1話2ページの短いエピソードの積み重ねで描かれるクロの日常は、不思議なコミュニケーションに溢れている。猫も人も一応吹き出しつきで喋るタイプの漫画だが、それは伝えるための台詞ではなく、言わば全てが独り言。でも、その伝わらない言葉も含めた身体全体の表情が、行動が、テンポが、画面が、漫画の中の充分なコミュニケーションとディスコミュニケーションを表現し、目に見える画面の奥に深みのあるドラマを生んでいる。
分かりやすいのが、不良中学生だけど実は猫好きのメラブーと、クロの絡み。この二人(一人と一匹)の間には、ちゃんとしたコミュニケーションが生まれた試しがない。でも、そのディスコミュニケーションぶりは、二人のキャラクターがそれぞれ「生きている」からこそ生まれるものなのだ。他のちらりとしか出てこないようなキャラクターにも、それぞれのドラマが見える。
でも逆に、結構重要な役柄であるはずのクロの飼い主・ヒゲについても、守るべきディスコミュニケーションの線引きがびっちり引かれていて、決してクロの目線以上に漫画が近寄ることはない。ストイックな筆致には唸らされる。
クロの身の回りで起きる猫たちの事件に対する視線も、ドライすぎず、ウェットすぎず、あるがまま、クロが感じるままを描き出す。交通事故、去勢、捨て猫、凍死、発情期。あ、誕生が描かれていないね(クロ自身の誕生を除く)。そのうち描かれるのだろうか。これからが楽しみだ。
筆で描かれているらしい絵もシンプルなのに可愛くて表情が豊か。お勧め。
ざぼん
電子書籍
のらにゃん
2019/04/30 13:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
かわいい作品ってのは、分かっていますが、
仔猫目線のストーリー展開は、猫好きには辛い所もあり、
それが、現実なのかと思い知らされ...
でも、にゃんこの可愛さは健在で...複雑な心境になる作品ですね。
電子書籍
クロちゃん
2017/11/26 12:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とりのひよこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
可愛いにゃんこたんストーリーではなく、どちらかと言うとにゃんこたん達のプチ壮絶ストーリーって感じですね。
可愛いっちゃ可愛いですが...ほんわか系の展開は少ないかな。