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虹の刺客(下) 小説・伊達騒動
著者 森村誠一 (著)
主家の存亡、すべては一人の刺客に託された。藩政を壟断する兵部の非道を伊達安芸は幕府に訴え出る。兵部と酒井忠清の伊達家分割の密約念書を入手したのは原田甲斐。思わぬ窮地に忠清...
虹の刺客(下) 小説・伊達騒動
虹の刺客 小説・伊達騒動 下 (講談社文庫)
商品説明
主家の存亡、すべては一人の刺客に託された。藩政を壟断する兵部の非道を伊達安芸は幕府に訴え出る。兵部と酒井忠清の伊達家分割の密約念書を入手したのは原田甲斐。思わぬ窮地に忠清は、自邸に誘き寄せた伊達家家臣団皆殺しを謀る。一度は武士を捨てた絵師虎之助は主家の命運を担い、再び剣を取った。権力への妄執と悽愴なる士道を描ききった歴史巨編。※本書は1999年11月に朝日文庫より刊行されたものです。(講談社文庫)
目次
- 大老の影
- ただ一枚の絵
- 中継された遺託
- 夢の変質
- 末恐ろしき結末
- 仕掛けられた検地
- 弱い旗
- 交替した主敵
- 正念場の正体
- 孫傘
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権力のはかなさ
2015/04/14 22:03
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投稿者:ビル - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊達騒動とその時代の徳家綱、綱吉の時代の権力者とその取り巻きとの権力闘争に付いて、そのはかなさを、痛感した。ある意味この時代の栄枯盛衰は健全だったように思う。翻って、現代日本というと、ただ権力者が入れ替わるのみで取り巻き、特に役人は首を切られることもなく、失政の責任も感ぜず、のうのうとしているように感じる。ある意味、極めて不健全なような気がします。