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電子書籍
地獄の辰 犯科帳
著者 笹沢左保 (著)
「水、水だよ…」袈裟掛けに斬られた夜鷹が遺した謎の言葉。両替屋の娘殺害の最後の目撃者だった。口封じめのためか。「水」の意味するものは?蛇蠍の如く嫌われる深川堀川町の岡っ引...
地獄の辰 犯科帳
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地獄の辰犯科帳 (祥伝社文庫)
商品説明
「水、水だよ…」袈裟掛けに斬られた夜鷹が遺した謎の言葉。両替屋の娘殺害の最後の目撃者だった。口封じめのためか。「水」の意味するものは?蛇蠍の如く嫌われる深川堀川町の岡っ引き辰造・通称“地獄の辰”。めっぽう切れる頭脳と二尺一寸の長十手が江戸の悪を抉り出し、断つ!
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紙の本
地獄の辰・無残捕物控1。
2002/06/12 23:51
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投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
笹沢左保氏は余程改題がお好き(?)らしく、折角良い題名を付けていても、あとで改題してしまうのが少し残念だ。そして作品は概ね面白いのだが、多作作家ゆえか、力の入れ具合に差があるように感じられる。そしてこの地獄の辰シリーズだが、個人的にはとても面白かった。五つ星をつけても良いくらいだ。
かつて婚約者を強姦され、彼女を手にかけてしまった男、地獄の辰こと辰造は、婚約者を強姦した男を探し出すことに執念を燃やし、腹黒い同心に弱みを握られながらも、岡っ引の仕事を続けてゆく──。
笹沢氏の作品には強姦が多く扱われるが、不快ではないのは、面白半分に扱っているのではないことが分かるからだ。単純なポルノならばまだマシだが、作品の雰囲気作りに使われていたりすると、薄っぺらで嫌な気分になる。京極夏彦がそれだ。