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日本人の生命観 神、恋、倫理
著者 鈴木貞美 (著)
「神からの授かりもの」「輪廻転生」「物質の集まり」-生命の見方は多様だ。日本人は生命をどのように捉えてきたのか。本書は、宗教、哲学、文学、自然科学と多彩な分野からこの疑問...
日本人の生命観 神、恋、倫理
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日本人の生命観 神、恋、倫理 (中公新書)
商品説明
「神からの授かりもの」「輪廻転生」「物質の集まり」-生命の見方は多様だ。日本人は生命をどのように捉えてきたのか。本書は、宗教、哲学、文学、自然科学と多彩な分野からこの疑問にアプローチする。神々が身近だった記紀万葉の昔から、生命科学が著しい発展を遂げた現代まで、生命観の形成と変遷をそれぞれの時代相とともに描きだす。日本に脈々と流れる「生命本位の思想」の可能性と危険性も浮かび上がってくる。
目次
- 第1章 民族の遠い記憶-風土記、記紀、万葉
- 第2章 浄土と恋と土地-中古から中世へ
- 第3章 いのちの自由と平等-近世の多様な生命観
- 第4章 天賦人権論と進化論受容-生命観の近代化
- 第5章 宇宙大生命-大正生命主義とその展開
- 第6章 いのちの尊厳とは?-戦後の生命観
著者紹介
鈴木貞美 (著)
- 略歴
- 1947年山口県生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。人間文化研究機構・国際日本文化研究センター教授。総合研究大学院大学文化科学研究科教授。著書に「生命観の探究」など。
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