紙の本
魅力的なキャラ達
2019/12/03 04:08
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投稿者:MEG - この投稿者のレビュー一覧を見る
やる気ナシ公主とワケあり武人の中華風ラブコメ!
何と言っても登場人物達の設定が秀逸!
少し風変わりだが、のんびりして可愛いらしい天然公主(兄談)と見せかけて、実態は超後ろ向きな引きこもり少女・朧月。
目つきが悪いせいで、普通にしていても『睨むなよ』だの『なに殺気出してんだよ』だのと常に誤解されている青年武官・蒼刻。
主人公二人の他にも、朧月の守護幽鬼兼親友の星彩。ダンディーな喋る白虎・張さん。性格がアレな美貌の太子・天祥。妹寵愛主義者の静心。
これからもクセの強そうなキャラがますます増えそうでとても楽しみ。
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ほのぼのラブコメ
2014/02/19 00:40
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投稿者:snow - この投稿者のレビュー一覧を見る
頼もしい仲間たちと共に事件を解決していく蒼刻と朧月のラブコメディです。
双界の瞳をもって生まれたが故に、激しい人見知りで引きこもりの朧月ですが、裏表なく実直な蒼刻と行動を共にするうち徐々に心を許していきます。そして、蒼刻もまた、弱腰で引きこもりなくせに時に真の強さを発揮する朧月に信頼を寄せていきます。
しかし、恋愛とは無縁に過ごしてきた2人は、常に一緒にいるのに珍獣と飼い主という関係に落ち着いてしまいます。朧月はいつも蒼刻の背に隠れ、蒼刻もまたいつも朧月の手を引いて歩き、時に抱えて運び、思うままに抱き寄せたりと、端から見たらいちゃいちゃしまくりなのに進展がなくもどかしくもありますが、実直で駆け引きのない2人には、清々しいようなほのぼのとした温かさを感じます。
シリーズ通して読んだ感想ですが、時にシリアスな内容で涙を誘いつつ、天然な朧月と鋭いツッコミを入れる蒼刻の会話に笑いを誘われつつ、なかなか進展しない割によくいちゃつく2人にほのぼのと満足してしまう、面白い作品だと思います。
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軽く読めて楽しいラブコメ
2016/03/18 11:00
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投稿者:月緒 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幽鬼が見える女の子(引きこもり)と良家の御曹司(ちょっとはみ出しもの)の武人との中華風ラブコメです。と言っても、1巻目なので、まだラブまでは発展してないですが(笑) 私的にはシスコンお兄ちゃんが静かにツボでした。だって、普通に有能な官吏なのに妹に対しては厳格な中にも愛が溢れてるんですもの!
サクッと楽しみたい方にはお薦めです。
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ふたりのやりとりが可愛い。クスッと笑えてよかった。張さんかっこいい!中華が苦手じゃなかったら、もっとハマれてたかも…。
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軽く楽しめれば良いと思って読んだら大満足な読了です!
シリーズを通して楽しみたいです。もふもふな張さんが素敵です。朧月もすっごく可愛い。
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“「姚朧月。俺の顔なんか見ないで、前を見てろよ。いい感じだぞ」
「......!」
意味深な言いように妙に焦りを煽られ、朧月が顔を前に振り向けると。
(あ——)
怖いくらい開けた景色が、そこに広がっていた。やわらかな風が袖や髪をさらう。
いつのまにか関門を抜け、州都の外に出ていたようだ。
澄んだ青空。陽光にきらめく、一面の菜の花畑。四方から押し寄せる春の香り。
耳をすませば、さかんに働く蜂の羽音がかすかに聞こえてきた。
「......本格的に気分が悪くなってきました」
「なんでだ!?」
だれもが心癒されるだろう春の景色なのだが、朧月は逆にどんよりと沈んでしまう。
「だって、ここが本当に外で......どんどん邸が遠ざかっていると思ったら、すごく憂鬱に」
「おまえってやつは」
あきれたような半眼になる蒼刻を無視して、朧月の思考はどんどん落ちこむ。
(......皇宮も皇都も、絶対に人がたくさんいるのよね)
(これからの旅路だって、きっと知らない人ばかりだろうし......やっぱりだめ、絶対無理!)”
ひきこもりでどこまでも後ろ向き思考の朧月だけど、蒼刻に反発したり人を助けるために頑張ったりする意思が良いなー。
素敵なキャラの星彩の過去が気になる。
カバー下の朧月可愛い。
“幽鬼を見る力のせいで、幼い頃から不吉がられ、いじめられた経験は豊富なので、いじめっ子という人種には詳しいつもりだ。この青年はそうではない。しかし、幼い頃から唯一朧月を理解し、庇護してくれた兄とも違う。
(どのくらい心を開いてもいいのかな......)
そんなふうに悩みながら、朧月は、再び蒼刻に抱かれて馬上の人となった。
——問題の紅梅宮は、天香宮から馬で半刻ほど離れたところにあるという。
途方もなく広大な敷地だ。
馬で移動しなければ違う建物に行けないなんて、朧月にはついていけない世界である。
天香宮から離れるにつれて人気は減り、緑なす道の静けさが身を包んだ。
一目がないから恋人のフリは忘れていいと言われ、朧月は少しだけ肩の力を抜く。
「ここは、幽鬼しかいなくて、いい場所ですね......」
「おまえはまたそれかよ。俺がいるってことを忘れてないか?」
「いえ、忘れてるわけではないのですが......蒼刻さんは、もう大丈夫ですから」
「......そうなのか?」
「はい。ついビクッとはしてしまいますけれど......そう、たとえるなら、激辛だけどおいしい麻婆豆腐みたいな」
「結局まだビビッてはいるんだな?しかも、その喩えはなんだ」
褒め言葉のつもりなのはわかるが。
(でも一応、俺のことを信用はしてる——っていうことか?)
朧月は意識してないようだが、蒼刻を見上げる表情は、以前よりも無防備だ。
出逢ったばかりの頃は、ふれただけで砕け落ちそうなほど張り詰めていたのに。
——それはいい変化なのだが、同時に妙に気恥ずかしくもあった。”
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凄くかわいかった!
人よりも幽鬼に馴染んでるお姫様と呪い持ちの武官さんのお話。
幽鬼さん達も可愛いし、お姫様のお兄さんもかわいかった。ちょっとずれたお姫様をかわいがる様が楽しい。
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おもしろぶっとびキャラがあってこそのかけあいだったり事件の面白さだったり。
作者さんが楽しんで書いてるんだろうなってことが伝わってきた。
それにしても最近は中華もの多いなぁ。それもこういうコメディーテイストで。
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小柄な女の子をかつげちゃう武官さんという構図がまずとても良い。
体格差がっぷり大好き!
表紙ちょう可愛いす。
無意識にとっても恥ずかしいこと平気で言えちゃう蒼刻さんがとても良いと思いました!
やー、このコンビ可愛いわ。
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帝の娘でもないのに、なぜ公主なのかってのは気になりましたけど、朧月の天然ぶりとひきこもり第一だけど、蒼刻に連れられてがんばってるのは、なかなかかわいいです。変に暴走しないし。
隻眼キャラはイマイチ苦手でしたけど、蒼刻にはちゃんと目があったし、多少強引なところはあるけど、腹黒さが感じられなくて、朧月といい感じです。朧月に惹かれるのを必死に否定してたり、無意識に近寄ってしまったり、何気に天祥に嫉妬してたりする蒼刻がかわいかったです。
事件は解決しましたけど、天祥が何気に朧月を気に入っていたり、兄の静心のいびりがあったりと、蒼刻の苦労は絶えなさそうですね。
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主役二人がすごく微笑ましかったけど、みんな可愛かった!
実はこの作者さんの前二作がどちらもあまり好きではなくて、若干苦手意識があったのですが、なんか人気みたいだなぁと買ってみたらすごく良かったです。後ろ向きだけど変に暴走したりはしな隴月は可愛いし、蒼刻も優しいところのあるいい人だしで、これからどんな風に距離を縮めていくのか楽しみです。あと体格差たまらん。表紙可愛いよ!
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幽鬼が見える、極端に後ろ向きな引きこもりの少女・朧月と、怖そうだけど意外と世話焼き武官な蒼刻の物語。シリーズ第1巻。
朧月の後ろ向きな引きこもりっぷりが嫌味でない感じで楽しい!少女小説にありがちな「特殊な能力ゆえに辛い過去があり、可愛いのに自分に自信がもてない」設定ですが、それだけでは語れない見事なまでの後ろ向きが、逆に清々しく笑えるキャラクターです(笑)久々に面白そうなシリーズに出会えました。
蒼刻も硬派で世話焼きで苦労性で格好良いです。相手が朧月にしろ皇子にしろ、ボケとツッコミの掛け合いが楽しいし!でも、「抱きつきたい男」第一位は、やっぱり張さんでしょう。肉球は正義。
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蒼刻が思ったよりも明るいです。
もっと無口な武人かと勝手に思ってました。
良いとこの出身なのに、口も悪いしね。
朧月は想像通り、期待通りでした。
とりあえず、一巻で十分です。満足しました。
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おもしろかった。
画が綺麗。
あっちもこっちも美麗な人ばっかで目の保養~。
でもやっぱ張さん、サイコー。
まじ、だきつきたい~。
案外素直にラブラブになるもよう?
星彩の過去話はそのうちからんできそうだな。
あと、天祥のこころうちも。
こーゆー中華系のものはとにかく名前の読みが覚えられん。
とりあえず漢字の字面で読んでいくので、はたと名前を書こうとすると
全くでてこない。
まあ、読むのに不自由はないのだが。
ライトノベルはかるーく楽しく読めるのでやっぱ好きだわ~。
衣装とか、国のなりたちとか、凝ってるので
煌びやかで楽しい。
実は妹メッチャ大事な兄様がツボ。
手紙の量、半端ない。(笑)
蒼刻、嫁とりは、大変そうじゃのう。
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花とゆめオンラインから面白そうだと電子書籍で読み始めてどはまり。
お互い意識してるのに気づいてないっていうもどかしさ。