オブジェクト指向でなぜつくるのか 第2版

投稿元：

レビューを見る

C++やJavaを勉強しているうちにオブジェクト指向について一度しっかり理解しておきたいと思うようになり購入。第二版が発行されているだけあって、非常に分かりやすかったです。オブジェクト指向が生まれるに至った技術的な背景から説明しているため、体系的な理解が得やすかったです。
扱う内容はオブジェクト指向の基本からその歴史、メモリの使い方、ライブラリ、デザインパターン、UML、アジャイル開発まで幅広く、入門書で文法を勉強しているだけでは分からなかったオブジェクト指向の醍醐味が味わえました。

投稿元：

レビューを見る

図書館で借りて読んだので本棚にはありませんが…(汗)
オブジェクト指向について，ボトムアップ的に分かりやすくまとまっているのでよいと思います。
特に，継承やポリモルフィズムを使用した際のオーバーライドしたメソッドの記憶域上の配置や，ガベージコレクタについて，図入りで分かりやすく書かれているので参考になりました。
関数型言語についても，オブジェクト指向の延長線上の視点で俯瞰できるので参考になりました。

投稿元：

レビューを見る

なぜ「オブジェクト指向」なのか。その理由を1から丁寧に解説してくれる本。
オブジェクト指向初学者などの上記のような疑問を持ってしまっている人に最適。

投稿元：

レビューを見る

１．オブジェクト指向は下流工程の「プログラミング技術」と「汎用の整理術」という２つの顔を持つ。
２．現実世界とソフトウェアの世界にはギャップがあるのに、そこを無理やり比喩で説明しようとするから理解を妨げる。

内容自体は初学者向けだが、解説に上記２点著者の強いメッセージが込められているため、オリジナリティーが高い。

また、アセンブリ言語→高級言語→構造化言語→オブジェクト指向言語というプログラミング言語の歴史的変遷の中での意味を説いたり、私のようなオブジェクト指向言語から入った似非プログラマでは中々意識が回らないメモリの仕組みを説いたりと、総合的にオブジェクト指向を理解する上で参考になる本。

メモリの仕組みなんかはもっと勉強しなくてはと思った。
環境に甘えていてもプログラミングはできるが、最大限のパフォーマンスを出すためにはやはり、根っこ（ではないのかもしれないが）のところを押さえておかなければならない。

投稿元：

レビューを見る

仕事でプログラミングをしているので、ある程度は知っている内容ですが、
やはりこのシリーズは的を得ているという印象です。

プログラミング本だけみていると納得していないまま放置してしまうようなこと、メモリの区分と使われ方だったり、オブジェクト指向を一体どうやって現場で適用するのかということを教えてくれます。

何より読みやすい！
コードと解説だけでなく、図やコラムがあり、テンポよく読み進められます。

投稿元：

レビューを見る

「オブジェクト指向って何？」という疑問に対する端的な回答とオブジェクト指向を活かした開発スタイルを幅広く解説してくれてます。オブジェクト指向について頭をモヤモヤさせてる人には読んでみる価値のある本だと思います。

投稿元：

レビューを見る

フォトリーディングNo.47

目的：オブジェクト指向でなぜつくるのか

トリガーワード：OOP、クラス、ライブラリ、オブジェクト、Java、インスタンス、プログラミング、構造化言語、メソッド、ポリモーフィズム、継承、メモリ、プロセス、スレッド、メモリ領域、ガベージコレクション、フレームワーク、デザインパターン、UML、保守性、再利用性、設計、ウォーターフォール、イテレーション、XP、RUP、アジャイル、TDD、関数型、言語

質問：①なぜ構造型からOOPに？
②ポリモーフィズムはなんなのか？
③メモリの使用で何を意識すべきか？
④関数型言語の特徴とメリットは？

～20120612ポストレビューここまで～
～20120613アクティベーションここから～

質問に対するまとめ：
①グローバル変数の公開範囲が不明で変更の影響大、再利用できるのがサブルーチンのみといった課題を、ポリモーフィズムや継承で解決。
②呼び出し側ロジックを一本化。呼ばれる側が増えても、呼ぶ側の修正不要。
③情的領域：プログラム開始から終了まで確保。グローバル変数、メソッドのコード情報など。
ヒープ領域：プログラム実行中に必要な領域を割り当て、インスタンス作成で確保。GCで解放。アプリ、またはシステムで１つ。
スタック領域：ローカル変数など。スレッドに一つ。
④全体的によくわからず。汎用性の高さ、コード量の減少がメリット。

雑感：わかったつもりで怪しい所が多い。とりあえず慣れる。UMLも要チェック。

投稿元：

レビューを見る

第1版を読んだときは全くわからなかったのだが、今回はふわっと通して読めた。独学でやっている者にとっては、教科書的な内容がやさしくまとめてあって、たいへんありがたかった。

投稿元：

レビューを見る

「オブジェクト指向」の概念の入門から、アジャイル開発、テスト駆動開発などの入門もある。SE の入門書としては読んでおいていいと思う。

投稿元：

レビューを見る

関数型言語のところは少々追いつけないところもあったが、総じて勉強になった。

ポリモーフィズムとインターフェースの仕組みを対比的に説明してくれたところなど、理解を助けてくれる工夫があるので読みやすい。

投稿元：

レビューを見る

　オブジェクト指向の利点というものが曖昧だったのがスッキリしました。多くの参考書とは違った視点でもオブジェクト指向解説だったので他の本でうやむやだった人には是非。

投稿元：

レビューを見る

オブジェクト指向の利点の再確認に役立つ
オブジェクト指向の利点について確認できた。大まかに以下2点が利点だと思った。
* グローバル変数を減らせること
* 重複を避けられること

オブジェクト指向に関連した内容として，開発手法とかUMLについても書いてあった。しかし，あんまり興味を持てなかった。
図が多めでわかりやすくしようと努めているのはわかったが，ちょっと量が多く，余分な内容もあると思った。もう少し要点を絞って書いてくれたほうがわかりやすかった。メモリの持ち方とかあんまり知っても自分には意味がないかなと思った。

投稿元：

レビューを見る

初〜中級エンジニアにとっては、「プログラミング」を理解できる最良の本。
オブジェクト指向の成り立ちや、なんとなく使っているけどあまり理解していない機能に対して色々と丁寧に分かりやすく書いてある。

投稿元：

レビューを見る

全然プログラマーではないけれど、読み物として楽しく読めた。プログラミング言語の歴史のあくまで現在技術の最先端としてのオブジェクト指向である、という点、現実世界とは関係ない！としつこく言いながらも、オブジェクト指向というコンセプト自体(共通化や汎用性など)が現実の設計行為に与える影響、またその周辺技術との関連など、横断的に理解することができた。ソフト開発のみならず、オブジェクト指向とそれに関連するアジャイルなどの手法は応用がきくかなと感じた。

投稿元：

レビューを見る

いろいろ大基本が整理されてよかった…。また少し常識が身についてきたかも。個人的は第2版で追加された関数型言語についての解説も読みやすくてよかった。Scala書いてみよう。