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熊夫人の告白
著者 ベアリーヌ・ド・ピンク (著) , 長谷川博史 (著)
エイズウイルス感染を知ってから、むしろ私の人生は自由だ!強く、楽しく、ときにせつなく。一度は絶望の淵に身を沈めた、HIVと共に生きるドラァグクィーンの半生記。
目次
- 詩-熊夫人の告白
- 旅立ち
- 詩-誕生/世界は「あ」から始まった
- 男たちの社交場
- 詩-あなたを許します
- 凶暴なるもの
- 男の紋章
- 詩-visible/物言えぬ者の存在証明
- 詩-毒の種(ストックリン)の狂詩曲(ラプソディ)/陳腐な愛
- 初恋
著者紹介
ベアリーヌ・ド・ピンク (著)
- 略歴
- 女装詩人。年齢不詳。日本でHIV感染を公表している唯一のドラァグクイーン。
長谷川博史 (著)
- 略歴
- 1952年生まれ。雑誌編集者。日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス設立、代表。
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熊夫人の告白感想
2017/08/06 11:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:右ソルデ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本としてもとても面白かった。
でもそれ以上に私は、作者の優しさにとても救われました。『有るべき姿ではなくあるがままでいい』、世間が乱暴に価値付けた普通や善悪、幸、不幸のどちらかというと良くない方のイメージであるはずのHIVやゲイに対しても『HIV、ゲイのおかげでむしろ人生が自由になった』という解釈。
個を見つめること、それからどう生きるか、かなり救われました。同時にこれからの私の生き方に大きな影響を与える貴重な資料で本当に出会って良かったと思います。命の恩本、恩人のベアリーヌ・ド・ピンク氏に感謝申し上げます。