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鉄子の旅 6
▼第41話/『鉄子』in 韓国!前編~初海外で学んだことは?~▼第42話/『鉄子』in 韓国!後編~異国の地で最後に笑うのは?~▼第43話/天竜浜名湖(てんりゅうはまなこ...
鉄子の旅 6
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鉄子の旅 6 (IKKI COMIX)
商品説明
▼第41話/『鉄子』in 韓国!前編~初海外で学んだことは?~▼第42話/『鉄子』in 韓国!後編~異国の地で最後に笑うのは?~▼第43話/天竜浜名湖(てんりゅうはまなこ)鉄道超グルメ旅!?~留美子先生にホメられたい!?~▼第44話/究極路線・大井川鐵(てつ)道~AFP通信発、鉄ヲタ世界デビュー?~▼第45話/井川(いかわ)線・宇宙規模の旅~そこで菊池が見たものは~▼第46話/北海道秘境駅デートコース~女優・村井美樹さん再登場~▼第47話/江ノ電オススメデートコース~で、きなこちゃんとの関係は?~▼最終話/上信電鉄オススメ駅巡り~最後はあなたもご一緒に~
●主な登場人物/横見浩彦('61年生まれ。トラベルライター。'95年にJR全駅下車、そして'05年には私鉄を含めて全国全駅下車を達成した究極の鉄道好き)、キクチ(このマンガを描いている女性マンガ家。鉄道に興味はない)、カミムラ(このマンガの担当編集者)
●あらすじ/来年廃止される、韓国の有名なスイッチバック駅を取材しようという編集長の提案で、韓国へとやって来た『鉄子』一行。スイッチバックマニアの編集長はもちろん、初海外の横見、韓国料理目当てのキクチ…それぞれに鼻息を荒げつつ、今回は予習バッチリのカミムラの案内で、まずは地下鉄に乗り込むが…(第41話)。
●本巻の特徴/駅弁に釣られた女性マンガ家が、究極の鉄道好きに日本全国連れ回される、ほぼノンフィクション・コミックの完結編。お馴染み3人組+個性的なゲストを乗せての日本全国鉄道ドサ回りも、ついに終着駅へ…!?
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紙の本
空気が読めない男、言葉を選ばない女
2009/02/11 19:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:峰形 五介 - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画家のキクチと編集者のカミムラとトラベルライターの横見浩彦(と、時には様々なゲストや編集長も交えて)の鉄道による小旅行を描いた実録マンガ。
ただし、まともな小旅行ではない。東京から九州まで鈍行で移動したり、廃線跡を6キロも歩いたり、猛吹雪の無人駅で電車をひたすら待ったり、スイッチバック駅を見るために往復十時間も電車に揺られたり……それはテツにとっては至福の旅、一般人にとっては地獄の旅。読者にとっては? もちろん、前者だ。
鉄道に興味はないのだが、なんとなく読み初めたら、あっという間にハマってしまった。実に楽しい作品だった。食わず嫌いはいけませんな。
この作品が成功した要因の一つが横見浩彦という特異な(しかし、愛すべき)人物であることは間違いないだろう。だが、キクチこと菊池直恵の功績も忘れてはいけない。
横見が企画した旅は過酷なものばかりではないし、ストーブ列車やトロッコ列車や足湯や夜景など一般人にも受けそうなものも盛り込まれている。彼の言動や旅の印象を少しばかり美化すれば、まともな観光マンガとして描くこともできたはずだ。しかし、キクチは横見に調子を合わせることなく、時には大声で不満をぶちまけ、時には冷たくあしらい、時には呆れて言葉を失い、時には取材内容をバッサリと切り捨て(第10旅と第18旅)、時には容赦なくツッコミをいれるのである。たとえば、こんな具合に――
「要するに大きな車じゃん」(ディーゼル機関車に対するコメント)
「それってつまりトイレ行くのと一緒ってこと?」(横見の「俺にとって、旅は日常の一部なんだ」という言葉を聞いて)
「横見さんと比べないでください」(「キクチさん、けっこうクールですよね」と言われて)
「言ったら多分このマンガ終わっちゃうよ」(「横見さんのことどう思ってるんですか?」と尋ねられて)
優秀なツッコミ役がいるからこそ、ボケ役が光る。もし、ツッコミ役のキクチが横見に遠慮ばかりしていたら、あるいはキクチが横見と同様に重度のテツだったら、こんなに素敵な作品にはならなかっただろう。できれば、この水と油の迷コンビの珍道中をまた読んでみたい……と、思っていたら、今月末に『鉄子の旅プラス』なるものが出るそうな(連載終了後に掲載されたエピソードを収録した単行本らしい)。これは嬉しい。ついでに連載を再開してくれたら、もっと嬉しいんだけど、さすがにそれは無理でしょうな。
ちなみに第四巻で紹介されている「出張版 鉄子の旅」は矢野直美の『おんなひとりの鉄道旅』に収録されている。矢野が同書で紹介している路線のいくつかは『鉄子の旅』の舞台にもなっているのだが、横見とは違う(それでいて通じるところもある)目線で描かれいて面白い。興味のある方は読み比べてみるのも一興かと。
紙の本
どうかしているけれど
2008/03/11 23:58
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
CSでたまたまアニメを観て以来、気になって仕方なかった作品。とうとう手に入れてしまいました。
自分は決して「テツ」ではないと信じているけれど、乗り物は好きだし旅も好きだし…横見氏に共感できる所もなくはない。
でも、やはりキクチ派でこの漫画を読みました。横見氏のマニアな言動・行動に呆然とするの図。
日本の全駅制覇とか、真似の出来ない所業を成し遂げている横見氏は凄い。尊敬は出来ないけど。
電子書籍
完結
2017/07/19 10:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
完結。
おつかれさまでした。
この漫画は大いにテツの世界に貢献したと思います。
テツ漫画がこれほど楽しめるとは思っていませんでした。