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本命
著者 ディック・フランシス (著) , 菊池光 (訳)
〔競馬シリーズ〕濃霧をついて、蹄鉄のぶつかりあう音が響く。本命馬アドミラル号はただ一頭先頭を切り、最後の障害を飛越すべく態勢を整えていた。完璧な跳躍。宙に舞い、落ちた。騎...
本命
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本命 (ハヤカワ・ミステリ文庫 競馬シリーズ)
商品説明
〔競馬シリーズ〕濃霧をついて、蹄鉄のぶつかりあう音が響く。本命馬アドミラル号はただ一頭先頭を切り、最後の障害を飛越すべく態勢を整えていた。完璧な跳躍。宙に舞い、落ちた。騎手ビルは死んだ。事故なのか? ビルの親友アラン・ヨークはその疑いに抗し切れず、事件の謎に挑んでいった!
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紙の本
競馬シリーズ最初の作品
2001/11/04 20:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:APRICOT - この投稿者のレビュー一覧を見る
ディック・フランシスの競馬シリーズのいちばん最初の作品(1962年)で、私が2番目に好きな作品。最も好きなのは第2作の「度胸」(1964年)だが、差はほとんどないと言ってよい。
レースで本命馬が転倒し、騎手のビルが死亡する。だが、ビルの親友で、やはり騎手のアランには、事故ではないとわかっていた。馬を転倒させるため針金が張られていたのを、はっきりと見たのである。だが誰にも本気にしてもらえず、アランは孤独な捜査を開始する…。
見せ場の多い、起伏に富んだストーリー。まず、手詰まりに陥っていた主人公が、思わぬ敵失で手がかりをつかむ序盤の展開が、独特でおもしろい。中盤では、主人公も仕組まれた落馬事故に会うが、事故後の主人公の反応に、もと騎手のフランシスならではの実感がこめられていて興味深い。
そして最高なのはクライマックス、死んだビルの愛馬アドミラルが大活躍する、予想外の一大スペクタクル・シーン。本シリーズ全体でも白眉の名場面である。お薦め。
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名作
2018/05/07 11:45
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作です。競馬好きならなお楽しめる作品。
ただだからこそ最後のやり方どうなの?って気にもなります。
元騎手の作者だし