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池田屋事変始末記 吉田稔麿の最期
著者 著者:冨成 博
動乱の幕末を生きぬき維新の栄光を手にした功労者の影で、多くのすぐれた人材が、志なかばで斃れた。なかでも吉田稔麿は傑出した大器として、その早すぎる死が惜しまれている。長州藩...
池田屋事変始末記 吉田稔麿の最期
05/23まで通常734円
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池田屋事変始末記 吉田稔麿の最期 (新人物文庫)
商品説明
動乱の幕末を生きぬき維新の栄光を手にした功労者の影で、多くのすぐれた人材が、志なかばで斃れた。なかでも吉田稔麿は傑出した大器として、その早すぎる死が惜しまれている。長州藩の軽輩出身の稔麿は、幕長融和という独自の道を開こうと、ひたむきに行動し、「維新を一年遅らせた」といわれる池田屋騒動で、ついに幕末の“主役”に躍り出ることなく、24年の短い生涯を終える・・・・・・。志士たちと密議中に新選組に急襲された稔麿。その最期は、事変の真相とともに、元治元年(1864)6月5日、乱刃ひらめく池田屋の暗闇の中にいまなお閉ざされている。
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紙の本
吉田稔麿の伝記
2015/02/04 18:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夢の巣 - この投稿者のレビュー一覧を見る
副題に「吉田稔麿の最期」とあるとおり、その生涯が詳しく綴られています。
新選組の解説もあるものの、吉田稔麿の伝記のほうが多く、彼の事蹟を知るには最適な本と感じました。
小説ふうに描かれた箇所もありますが、決して単なる空想ではなく、丁寧な研究調査に基づいています。
むしろ、吉田稔麿と沖田総司の対決は創作ではと指摘するなど、研究重視の内容と言えるでしょう。
時代の中で、吉田稔麿はどのように生きたのか、池田屋事変はどのような経緯で起きたのか、よくわかりました。
幕府と長州の対立を、正邪で断じるのでなく、公平な見方で取り上げている姿勢にも好感が持てました。
巻末の「吉田稔麿年譜」も詳しく、大変貴重な資料です。