電子書籍
読んだ後紙書籍も買いました
2015/03/24 14:57
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投稿者:norizenski - この投稿者のレビュー一覧を見る
あるアウトドアショップでsnowpeak製品をはじめて手にし、それ以来同社の製品を買い足し、使い続けています。
はっきり言ってsnowpeak製品は他社製品より価格は高いですが、それでもなぜか私はsnowpeak製品に惹かれ続け、そしてそれはなぜなのだろうと思い続けていました。
先日、同社が企画したキャンプイベントに参加し、著者である山井社長のお話を伺う機会がありました。
それを聞き、そしてこの本を読み、その理由がわかりました。
社長を筆頭に、全従業員の皆様が確固たる信念に基づきモノづくりをしているからだと。
仕事に対する考え方等を再確認する意味でも、自分にとって非常に参考になった本でした。
紙の本
経営者はもっと語るべき
2017/03/06 10:53
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投稿者:nobukita - この投稿者のレビュー一覧を見る
この会社のことはスコープの範囲外で全然知りませんでしたが、経営者が語る想いから、気になる会社として頭のナナにインプットされました。で、マグカップが欲しくなった時にこの会社の製品を買いました。という意味で経営者の一言は大変大事であると感じた本です。
紙の本
少しだけスノーピークファン
2015/02/21 09:40
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投稿者:3373 - この投稿者のレビュー一覧を見る
スノーピークのこだわり、ものづくり、がよく分かりました。
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スノーピークというアウトドア商品を売る会社の話。
現在好きなこと(=プログラムを書くこと)を仕事にできていないので、ついつい「好きなことだけ!」という表現に惹かれて買ってしまったw
アウトドアというのは俺にとって田んぼ仕事とイコールなので、特にいいイメージはないのだが、都会しか知らない人にとっては、キャンプと称して外で生活するのはひとつの趣味のようなものになりうるのだろうか。
「顧客第一主義」という言葉はよくきくが、本当に顧客が第一になるように行動できている事例を俺は見たことがない。
スノーピークという会社は、社長・社員自身が顧客であることを生かして、顧客の笑顔を生み出しているところから一歩進んで、顧客と感覚を共有することでファンを獲得し、成長の基盤としている。社長が高付加価値のある製品を意識して作り、意味のない値下げを行わないスタイルであり、今時の製品開発の在り方を思わせる。
ソフトウェア開発は誰にでもできるが、価値のあるソフトウェア開発は誰にでもできる訳ではない。ソフトウェア開発における付加価値は、人やアウトプット、サービスのどれにフォーカスするかで随分やることが変わってきそうだ。スノーピークの場合、当時の他社製品が通常レベルの耐久度すら備えていないために、今のような形で成功する足固めができたのだろうが、ITの場合相当レベルが高いから、一概にマネが難しいな。
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テント、テーブル、チェア、ペグなどを愛用しているメーカーの全容が分かった。
しかし、「人生に、野遊びを」上手いコピーだな。
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20140720 会社の広報誌のような内容。こんな会社もあるという一つの指標。ずっとこの社風が維持されれば世界でも残れるのではと期待します。
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アウトドア用品メーカーの自社伝。
〈商品は欲しくなるものを作る〉
〈商品開発の社員を含めた全員がアウトドア好きで自分の欲しい物を追究している段階で既に価値がある。〉
確かに。それが一番よいし、マニアックになる可能性はあるが、一番細部やニーズをわかっていて、作り手が楽しむことができる。
そういう会社が生き残るべきだし生き残って欲しい。
アウトドアしたくなったし、商品が欲しくなったが、本は読まなくてもいいかもしれない。
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アウトドア界のApple、との呼び声高いSnowpeakの二代目による著書。
オートキャンプブームの仕掛け、高価格でも業績を伸ばしていけるハイエンド向けに絞った他とは一線を画す戦略、今あるものではなく、今ないものを生み出すことへの執着、フリーアドレスなどなど。
名品ソリッドステークのように、社員は熱く、鍛え抜かれているのだと思います。
AppleやUNIQLOに通ずるものを感じました。
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スノーピークが好き、興味がある人には面白い内容だと思う。スノーピークがどういう企業なのかを説明している内容が主である。
個人的にはスノーピーク、山井社長が好きなので楽しく読めた。
同じ経営者として参考にしたい点がいくつかあり実行に移していければと思う。
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アウトドア用品を手がける企業で、オートキャンプというスタイルを日本、いや世界で初めて提起したスノーピークの山井社長が、自らの経営について語った一冊です。
自分自身がアウトドア好きで、スノピの製品はいくつか持っていたこともあり、大変興味深く、そして一気に読み切ってしまいました。
同社は「スノーピーカー(某掲示板では「ピカ厨」とも)」と言われる熱狂的ファンユーザーを多く抱えているのが一つの特徴と言えます。
一般的には他社より高い価格帯の商品にも関わらず、なぜそのような企業に成長できたのか…社長自身が語る「ブランド構築のための生きた教科書」と言える内容となっています。
ユーザーと経営者の距離がとにかく近く、時には一緒にアウトドアで焚火を囲みながら直接のコミュニケーションを図る。
“マーケティング”をせず、アウトドア愛好家である自分自身が本当に欲しいと思う商品を作る。そこには、他社との比較による相対価値ではなく、自社の信念・方向性に基づいた絶対価値が存在する。
そして、会社の方向性を明確に示すとともに、その企業理念に心底共感してくれる社員と共に進んでいこうとする姿勢。
スノピに入社する以前に別の企業で仕事の仕方を積極的に吸収し、経営者になってからも様々な書籍から多くのことを参考にしていると思われる箇所が多く見受けられ、心から愛するアウトドアを事業ベースとし、自社製品、社員、地元の燕三条、家族を愛していることが伝わってきます。
本を読んだ後、「自分もこんな企業で働けたらなぁ…」と思ってしまいました。
同じことを何度も繰り返すきらいはあります(うまくまとめれば30~50ページくらい削減できるかも)が、企業経営者でない人やアウトドアに興味を持たない方にもお薦めできる一冊です。
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patagoniaやmont-bellもそうだけれど、
アウトドアの会社って、それが好きじゃないと
なかなか上手くいかないのだろうなぁ。
タイトルはちょっと「?」かな。
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スノーピークの社長が、スノーピークの経営について説明している。
その中で、自分がその商品を欲しいか?買うか?と言う視点をスタートにして一人がその商品についての開発をほぼすべての行程で責任を持つと言うのは、簡単な様だが、広いビジネス領域をカバーしなくてはいけないし、その商品が予想よりも売れなかった場合のその人の価値にも影響が出るので実施できないのが普通だろう。
しかしスノーピークでは、市場を作り出す商品も作っているので、ニーズの先に行く商品で、販売当初はその商品の価値が分からずに売れなかったが、数年後に市場のニーズが追い付きヒット商品となる言うケースもある、長い目で商品を育てる事が出来る。
そしてそれを実現する為の背景として良好な財務状況と商品の永久保証があるのだと思った。
たき火台が欲しいと思いながら読んでいた。
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チェック項目7箇所。最初に手に取ってもらったときに、「他社の製品と質感が違う」と思ってもらったり、「使い勝手が段違いに素晴らしい」と気づいてもらうケースもある、「感動」の根底にあるのは製品とサービスでであり、それに尽きる、背景にあるのはミッション・ステートメントに定めた「自らもユーザーであるという立場」で考える姿勢だ。コストが上がっているのだから、少し価格を上げるのは正当なことだ、高いと思ったら買わなければいい、その価格でも価値があると思ったら買ってもらえばよい、売れなかったら、スノーピークはその事実を受け止めなければならない――、そんな想いがSNSを通して伝わったことで、その後も多くの顧客がスノーピーク製品を選び続けてくれた。スノーピークは先例があったり、他社が作ったりしている製品は、同じことの繰り返しで資源の無駄遣いであると考え、取り組まない、しかも、競合のいる製品は陳腐化し、コモディティーとなる、そこから導き出せるのは価格競争しかない。他社が右に進んだら、あえて左に進む、そんな思考回路の会社でありたい、「勇気がある」と言われることもあるが、スノーピークがでkりうのであれば、どこの会社にもできることだ。社員はアウトドアが好きな人ばかりであり、スノーピークの製品をどんどん使ってもらいたいと思っている、このため、社員向けの販売制度を作り、一定の割引率で自社製品を購入できるようにしている。本社で働く社員の中には、オフィスで丸一日働いていてからも、家に帰らないで目の前にあるキャンプフィールドにテントを張って1晩をすごし、翌朝にテントから出社してそのまま働く人がいる、もちろん毎日ではないが、東京や大阪のオフィスで働く人にとっては考えられないような働き方がスノーピークでは可能だ。自分たち独自の目線を持った会社はあまりに少ない、売上高や利益ベースだけで考えて製品をサプライしているだけの会社が多すぎる、思考軸がライバル会社に対してどうするかに基づいていて、「好きなことをしよう」という発想が感じられないケースが目立つ。
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高級アウトドアブランド「スノーピーク」社の経営について、社長である山井太氏の著書。山井氏自身も無類のアウトドア好きで、年間で30泊以上もキャンプをするそうだ。
スノーピーク経営の一番の特徴は、徹底した消費者目線にあるのだと思う。一張り10万円以上もするテントなど、従来の常識であれば売れるはずがないと考えるのが普通だが、山井氏はキャンプ愛好家の目線で高級キャンプ用品の需要を見抜いていたのである。
例え売れない商品があっても決して値引き販売はしない、それは他社との差別化であり高品質に特化したブランド戦略の一環なのだ。長い時間をかけてでも定価で売り切ることが多いのだそうだが、もし本当に売れ残った場合は環境に配慮しながら廃棄するという徹底ぶりである。
スノーピーク製品は買いやすい価格帯ではない、しかし一部熱狂的なスノーピーカーと呼ばれるファン層によって支持されており、売り上げの多くはリピーターによるものらしい。だがリピート需要に頼るだけではなく、新規顧客の開拓にも決して手綱を緩めない販促手法が印象的だった。
広大な本社敷地内にはキャンプ場があり、テントから出勤する社員もいるそうだ。そんな環境で開発されるスノーピーク製品には、山井氏と従業員のこだわりや愛情が凝縮されているはずである。こだわった製品を作る企業はたくさんあるが、そのこだわりが的を得ていたからこそ、多くのファンに支持され続ける事が出来たのだと思う。
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キャンプ好きにはたまらない!
好きなことをしごとにしてユーザーのための製品開発。理想的な会社だ。
我が家はコールマンで揃えたけどスノーピークにすればよかったと思わせる内容。永久保証というところに会社の意気込みを感じられる。