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なるほど,これはテレビ化できません。
2014/01/31 10:40
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投稿者:七慢 - この投稿者のレビュー一覧を見る
イギリスのウィスキー工場での事件。
杉下右京警部の人柄・知識・知恵・能力がそのまま醸し出されながら,
イギリスの風景を十分に生かした作品です。
おすすめします。
紙の本
人気キャラクターの本格ミステリー小説
2016/02/08 10:28
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投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビドラマ『相棒』のノベライズの著者である碇 卯人さんが描く、【杉下右京】のミステリー小説。
テレビドラマとは全く違う、小説家さんが描く本格ミステリーはドラマファンにはちょっと違和感があるかもしれません。
しかし、右京さんの推理力はドラマよりも鋭く描かれています。
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「霧と樽」はいつもの日本を離れてスコットランドが舞台となるウイスキー蒸留所で起こる殺人事件を右京さんが解決するお話。事件解決で終わらず、「スコッチの神」の正体や濃い霧の発生(10年前の事件に繋がる)理由まで解き明かすところが素晴らしかったです。「ケンムンの森」は特命よくある護送から始まり、しかし容疑者は逃走、右京さんが奄美で繰り広げる追跡劇にドキドキしっぱなしでした。(特に殺人猿に襲われてその危機を回避するシーン)南の島までスーツをきっちり着こなしている右京さんはやはり素敵でした。どちらのお話も、初めて会った人々にもかかわらず、事件を介して最後には絆が生まれている、そこにも右京さんの凄さを感じました。
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この本は2話構成になっており、第1話はシーズン1とシーズン2の間、第1シーズンで特命係が解散し、長期休暇を取った杉下右京がスコットランドへ旅行に行った際に起きた事件
第2話はシーズン7、第9話「レベル4 後編・薫最後の事件」で亀山がいなくなった後、神戸が特命係に来るまでの間に起きた事件
気になったのは第2話で7月初頭と書いてあるのですが、シーズン7に初夏に当たるストーリーがなかった様な...
まぁ気のせいかもしれませんし、重要なことではないので気にしないで読みました。
ストーリーは第1話、第2話ともに相棒らしいストーリーなので、ファンには是非読んでいただきたい1冊です。
ただし、相棒シリーズではお馴染みの捜査一課3人組と、鑑識の米沢は出ないのであしからず(角田課長は第2話で登場)
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どこの国でもどんな事件でも、右京らしさは健在
これはこれで良いのだが、やはり相棒との掛け合いがないのはちょっと寂しい
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「杉下右京の事件簿」というタイトルのとおり、あくまでも右京さんの独壇場なので、『相棒がいてこその右京さん』というお考えの方には楽しめないかも。
どこを開いても右京さんが大活躍なので、右京さんファンにはたまらないと思います。
映像を思い浮かべながら読むと尚一層おもしろい一冊。
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「相棒」ファンにもそうでない人にもお薦めできるミステリ中編集。右京さんファンとしては、右京さんのオリジナル小説ってだけで読む価値は十分にありましたが。そうでないミステリファンも充分満足できる内容です。これはぜひ映像化……はしないのかしら。
イギリスを舞台にした「霧と樽」はなかなかに大仕掛けな本格ミステリ。ウイスキーの蒸留所に現れた巨人と、なんとも不可解な密室殺人。右京さんの推理力は日本を飛び出しても健在です。
もうひとつは奄美大島を舞台とした「ケンムンの森」。こっちもミステリとしての謎解きは楽しめますが。犯人を追い詰めるサスペンス感の方がメインかな。〇〇と対決する右京さんはかっこいい! だけどやっぱり右京さんの夏服ってないのか……(笑)。
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初のオリジナル小説、中編2本。ロンドンの話はいかにも鳥飼らしい、ややこしいトリック(笑。奄美の話の方が「相棒」らしくてよかったかな。
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相棒ファンとしては楽しませてもらったが、ミステリファンとしてはそんなに驚きの展開にはならなかったのは少し残念。もっと難事件を解決する右京を見たかった。
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読んでいる間中、頭の中で右京さんが朗読してくれていました(笑)
あっという間に読み終わってしまって…もったいない。
ぜひ、ドラマで動いている右京さんでストーリーを楽しみたいですね。
面白かったです。
ただ…、タイトルの通り右京さんお一人です。
いつもの相棒とはちょっと違うけど、でもいつもの相棒の右京さんでもあるこの「杉下右京の事件簿」
相棒ファンなら是非!
お薦めです!
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ドラマの間にある右京さんが一人でいる間の隙間物語。
一人で推理・事件解決、『相棒』ファンとしては突っ込み不在は少し寂しいかも。
スコットランド行かれても、ウィスキーやらスコッチやら蒸留所のうんちくや説明を言われても、どういう物なのかがさっぱり想像出来なかったので、人物の関係性だけで読んだ感じ・・・微妙。
もうひとつの話の方は、逆に分かりやすすぎて、推理とか出来ない私でも何となく謎が分かってしまったり。
総合的に見て、つまらなくはないけど、面白くもない、感じで。
もっと難解な事件を一人で解いてくれるなら、一人での価値もあったのだろうけど。
つまるところ、右京さんには『相棒』が必要です。と認識した一冊。
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杉下右京の事件簿というくらいなので、右京さんが1人で活躍してます。
唯一出てくると言えるのは暇課長だけ・・・
右京さんらしさがちゃんと書かれているので、ファンなら楽しめます。
ただ、相棒の登場人物たちを期待している人には物足りないかも。
映像でみたいけど、2編とも無理だろうなぁ・・・
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二つのストーリーもオリジナル性があってとても面白かった。
奄美でのあの皺のないスーツ姿をビシッと着込む右京さんは流石だな、と。映像としても見てみたいです。
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面白かった。
個人的に「霧と樽」の方が好み。
しかしどちらにしろ映像化するには金がかかるだろうな、と思った。
小説だからこそ使えたトリックであり、また舞台だったかな、と思う。
ドラマと変わらず、右京さんはかっこよかったです。
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図書館で予約してかれこれ半年……「相棒」人気おそるべし。
著者がTV版のノベライズを担当してらっしゃるおかげで右京さんに違和感がなかったのが一番でした。(そのノベライズも、よくある脚本に手をいれただけっていう味もそっけもないものと違って、「読める」本になっているのが「相棒」ファンとしては嬉しいところ)
シーズン1と2の間のスコットランドの事件と、シーズン7の新相棒を迎える前の奄美大島の事件の2本立て。
「本格ミステリ」を本業としている著者らしい事件だったように思います。そういう舞台にも難なくはめ込める「杉下右京」おそるべしってとこでしょうか。
個人的にはスコットランドの事件の方が好み。
たまたま直前に読んだ本に「アイラ・モルト」や「ウイスキー・キャット」のエピソードがあって、あらあらと思ったのもあり。本を読むっていうのはおもしろいねえと思ったことも書いておこう。