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電子書籍
古本屋探偵の事件簿
著者 紀田順一郎
「本の探偵――何でも見つけます」という奇妙な広告を掲げた東京神田の古書店「書肆・蔵書一代」主人須藤康平。彼の許に持ち込まれる珍書、奇書探求の依頼は、やがて不可思議な事件へ...
古本屋探偵の事件簿
古本屋探偵の事件簿 (創元推理文庫)
商品説明
「本の探偵――何でも見つけます」という奇妙な広告を掲げた東京神田の古書店「書肆・蔵書一代」主人須藤康平。彼の許に持ち込まれる珍書、奇書探求の依頼は、やがて不可思議な事件へと進展していく……。著者ならではのユニークな着想で描かれた本書は、これまでに書かれた古本屋探偵・須藤康平もの――「殺意の収集」「書鬼」「無用の人」「夜の蔵書家」を全編収録した。すべての推理小説ファン、愛書家、そしてラヴクラフト・ファンに贈る連作推理小説の痛快作!
目次
- まえがき
- 殺意の収集
- 書鬼
- 無用の人
- 夜の蔵書家
- 第一章 密閉された書斎
- 第二章 もう生きてはいまい
- 第三章 陰花植物
- 第四章 指紋のない男
- 第五章 夜の蔵書家
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ミステリーコーナーより
2001/02/06 15:45
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:西上心太 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「本の探偵 昔の本、今の本、なんでも見つけます」。
神田で古書店〈蔵書一代〉を営む須藤康平が出した広告である。このコピーに誘われた「書痴」たちからの変わった依頼と、その途中で出くわす怪事件を綴った、長編を含む4作品が収録されている。
書物に淫した奇人変人が織りなす数々の奇行を、本格ミステリーの骨格と、恐怖小説の味わい、さらに黒い笑いをもって描き出した傑作作品集だ。