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電子書籍
総天然色な欲望
著者 嶋田まな海
青嵐学園では半年に一度の生徒会長選挙が近づいていた。生徒会副会長の天野悠一郎は、今回も立候補する現生徒会長で親友以上の思いを抱いていた伊東柊の推薦者になるからならないかで...
総天然色な欲望
総天然色な欲望 (白泉社花丸文庫)
商品説明
青嵐学園では半年に一度の生徒会長選挙が近づいていた。生徒会副会長の天野悠一郎は、今回も立候補する現生徒会長で親友以上の思いを抱いていた伊東柊の推薦者になるからならないかで悩んでいた。なぜなら再選が固い上、先日彼に恋人ができてしまったからだ。しかし、立候補締め切り当日に表明してきた理事長の孫で悪い噂のある藤城薫に対抗するため、全力で伊東の選挙活動を始めるのだった。はたして選挙、天野と藤城の行方は?
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紙の本
どこまでが演技で本心なのか。
2001/02/10 11:39
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投稿者:kaede - この投稿者のレビュー一覧を見る
青嵐(せいらん)学園で半年に1度行われる生徒会選挙で、現生徒会長の伊東柊(しゅう)も再び立候補予定だったが、その推薦者になるかどうか、現副会長の天野は悩んでいた。
天野は前から伊東を好きだったが、最近柊に恋人が出来てしまったためだった。
しかし、再選は確実と言われていた柊だったが、立候補締め切り当日、理事長の孫・藤城薫(ふじしろ・かおる)が立候補の名乗りを上げた。
悪い噂のある薫に対抗すべく、結局全力で柊の選挙活動を始めるのだったが、そう簡単にはいかない。
完璧主義で冷血漢な天野に、奔放で大胆で無分別な薫の駆け引きになってないような駆け引き。
どこまでが薫の演技なのか、本心なのか翻弄されうちに見えてくる共通の寂しさ。
ちょっと2人のキャラが食えない感じで(笑)おもしろく読めた。