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Golondrina-ゴロンドリーナ 5
著者 えすとえむ
友人・ヴィセンテの事故に大きなショックを受けて、自分の闘牛に集中出来なくなったチカ。混迷の中、闘牛反対集会の先頭に立つ歌手・ジョラに出会う。誘われるままに、ジョラと親密な...
Golondrina-ゴロンドリーナ 5
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Golondrina 5 (IKKI COMIX)
商品説明
友人・ヴィセンテの事故に大きなショックを受けて、
自分の闘牛に集中出来なくなったチカ。
混迷の中、闘牛反対集会の先頭に立つ歌手・ジョラに出会う。
誘われるままに、ジョラと親密な関係になったチカはその後、
生活は荒れ、闘牛に対しても「殺すのが仕事だから」と嘯くように。
そんなチカの前に突如姿を見せたのは…?
生と死の境界線に立つ本格闘牛コミック、待望の第5集!
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紙の本
闘牛批判を考え、チカのアイデンティティーを考える。
2015/03/25 23:39
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投稿者:亜綺羅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の殆どで、チカの目は死んだようになっている。
ヴィセンテの“事故”を受け、闘牛が思い通りにならないもの、死よりも怪我により目的を見失って生きる可能性があることに恐怖するチカ。
反闘牛活動家シンガー・ジョラとの関係は、マリアのそれと似て、まるで物語の始まる前に回帰、或いはそれよりも悪化した「死」に近い状態だった。
スペインにおける闘牛批判にも踏み込んだ巻。
それに対するチカ(えすとえむ氏)の闘牛観は彼女だからこそ言える、自分の存在を叫ぶものだった。
生と死の遊戯、牛を殺す事だけが目的ではない闘牛。
闘牛の本質に切り込み、肯定も否定も踏まえた上での達観に感嘆した。